2010年3月13日土曜日

群馬県桐生市トンビ岩周辺(5)

トンビ岩の横の登り口をチョット外れて岩の下側に近付きました。トンビ岩は最初の画像の(遠景の)側から見るとあっさりと枕状溶岩である事が判ります。誰かがカラピナを打ち込んで岩登りの練習をしているようです。ここは足元が少々危険なので真正面からは見る事が出来ないのが残念です。

2010年3月12日金曜日

群馬県桐生市トンビ岩周辺(4)

トンビ岩の上に立って足元を写した画像です。スケールは有りませんが、画像の横幅は1.5m程度だと思います。左手前にやや角礫岩の雰囲気がありますが、この面を見ただけではとても枕状溶岩を思い浮かべる事が出来ません。沢山の方々が眺望を楽しむ場所で、何とかそれらしい形状を見つけようと苦心惨憺しましたが、少なくともこのトンビ岩の上側では指摘する事は出来ませんでした。でも、その証拠はこの後の画像でご覧頂きます。

2010年3月11日木曜日

群馬県桐生市トンビ岩周辺(3)

これも道路脇の転石です。スケールの野帳は165mmのビニール製表紙の付いたものです。これだけ転石があるのなら、露頭もかなり大きいのだろうと期待したのですが、藪に隠されているのか?トンビ岩周辺にもそれ程多くは見付け出す事は出来ませんでした。

2010年3月10日水曜日

群馬県桐生市トンビ岩周辺(2)

この岩はJR桐生駅の北側にある、「吾妻公園」駐車場から「トンビ岩」を経て吾妻山山頂に至る途中に在ったものです。しっかりと枕状溶岩の特徴的な形状を良く残していてくれます。吾妻公園から緩やかな坂を登り、案内看板の先の道路を跨ぐ橋を越えた直ぐ先の右手にどっしりと鎮座しておられました。

2010年3月9日火曜日

群馬県桐生市トンビ岩周辺(1)

今日から暫くは関東地方の枕状溶岩をご紹介しましょう。今回の場所は群馬県桐生市。JRの駅から歩いていける距離です。これはその遠景。右下の岩がこの附近の毎日登山者には眺望の場である「トンビ岩」です。麓の公園に格好の駐車場があるのと、山頂までが心地よいウオーキングコースなので、平日でも大変訪れる方々の多い場所です。但し、這いずり回って岩を調べて居ると通る方々が必ず何をしているのか?聞いてくるので、対応が結構大変かもしれません。
この地域には「楚巒山楽会」そらんさんらくかい」と言う地元の山と自然を大切にしている方々の会があり、山のコース案内が充実しているので是非ご覧下さい。地質の項目には枕状溶岩の事も書かれています。

2010年3月8日月曜日

福井県三国町松島海岸付近(23)

さて、この場所の画像もこれで一段落です。最後に海岸の遊歩道から外れた場所で落石の岩塊を引っ叩いて見た時の比較的新鮮そうな破断面の状態を見て頂きましょう。薄片を作って観察してみたいものです。

2010年3月7日日曜日

福井県三国町松島海岸付近(22)

さて、柱状節理もこれが最後にしましょう。既に噴出した岩脈の上に更に新しい岩脈が積み重なっていますね。
岩脈と岩脈の接触部附近の形状は興味深いですね。上段の岩脈は左から右へ流れたのでしょうか?