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2012年5月28日月曜日

露頭情報:No.534;南丹市日吉町殿田東方の大堰川(桂川)河床

西向流れ部分(?)。日吉ダムの建設時期と図幅地域調査時期との関係から日吉ダムの下流と思われる。出典は「京都西北地域の地質」。この「Ⅲ.3. Ⅱ型地層群 Ⅲ.3.2. 灰屋ユニット」に関連記載が在る。16頁 第9図 灰屋ユニット緑色岩類の熔岩層頂部のスケッチ:大関川(桂川)の西向き流れ部分,16, 17頁 第2表 灰屋ユニット緑色岩類の化学組成。
尚、文献では「大堰川」(おおいかわ)とされているが、地形図は桂川である。第8図灰屋ユニットの緑色岩類の産状スケッチと第9図灰屋ユニットの緑色岩類の溶岩層頂部のスケッチを示す。

2012年5月21日月曜日

露頭情報:No.533;都殿田東方の大関川(桂川)河床:失われた露頭?


南丹市日吉町都殿田東方の大関川(桂川)河床 北向流れ部分とあるが、日吉ダムの建設時期と図幅地域調査時期との関係から日吉ダムの下流と思われるが、該当する地域は公園化されており河床整備の為に露頭が失われている可能性が高い。
出典は「京都西北地域の地質」。この「Ⅲ.3. Ⅱ型地層群 Ⅲ.3.2. 灰屋ユニット,16頁 第8図 灰屋ユニットの緑色岩類の産状スケッチ:大関川 (桂川)の北向き流れ部分,16, 17頁 第2表 灰屋ユニット緑色岩類の化学組成,等が記載されている。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350909&l=1353058

2012年1月14日土曜日

露頭情報:No.431;京都市右京区京北町井戸 飯文字釜


出典は「京都西北地域の地質」。「Ⅲ.3. Ⅱ型地層群 Ⅲ3.6.緑色岩類 A 灰屋ユニット」に「枝分かれする伸びた枕状溶岩」とされている。」。京北井戸町南の井戸祖父谷から石仏峠に抜ける道筋と思われる。「鞍馬および井戸地域ではハイアロクラスタイトやピローブレッチャの中に石灰岩の大小の岩体が在り・・」と記されている。露頭位置は下記を
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351048&l=1354304

露頭情報:No.430;南丹市日吉町八榮(やさか


此処は、丹波帯・Ⅱ型地層群・新水戸ユニット。岩相は「発泡の顕著な枕状溶岩:緑色を呈する事が多いが、暗赤紫色を示す部分も在る」と出典の「園部地域地質(1/50,000)」に記載されている。
詳しくは「園部地域の地質:  Ⅳ.丹波帯 Ⅳ.2. Ⅱ型地層群  Ⅳ.2.2.新水戸ユニット」の項目を参照下さい。「14, 15頁 第3表 新水戸ユニット緑色岩の化学組成  西山型は爆発的噴火を示し,殿田型は塊状熔岩,枕状溶岩を主とし静穏な噴出と推定 」露頭位置は下記を想定。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350910&l=1352856

2011年12月27日火曜日

露頭情報:No.397;京丹後市網野町塩江五色浜(間違い情報)


最初は露頭案内に枕状溶岩とされていたが、いつの間にかその頁はアクセス出来なくなった。現在確認出来る情報としては鉱物採集の方のブログに「枕状溶岩」として掲載されていますが、画像を見る限りでは枕状溶岩ではありません。そのブログは
http://unkonshi.exblog.jp/3351522
枕状溶岩が分離したものとして示された画像は、最初のものは堆積構造が明らかですし、二番目の割れ目がある岩石は放射状節理には全く成っていません。この様な割れ目は比較的寒冷な山岳地帯などの溶岩にも見る事の出来るものです。
現場を見ていないので何とも言えませんが、画像の雰囲気ではこの付近は凝灰岩の様です。枕状溶岩では無くとも小生も歩いてみたい場所です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=354055&l=1345840
下記は那須火山で見掛けた説明板

2011年12月24日土曜日

露頭情報:No.387;京都市北区大森町


原資料には「京都市北区大森町北東約20km長谷(ながたに)川沿い林道」とあるのだが、果たして参考となる小さな地名から20kmも離れた場所を指定するのだろうか?と不審が先に立つ。
露頭のごく狭い範囲の地図が在るが、川の名前が特定できずに迷ったが、20kmの距離は余りに大きいので、2kmの誤記と考えるとこの地点付近が有力候補となる。20kmでは峠を越えてしまう。地質学雑誌なのに「査読無し」なのか? まゆつばものかもしれないけれど一応リストアップしておきました。出典は「丹波帯の枕状溶岩の K-Ar年代とその意義」。地質学雑誌 第90巻 第7号(1984) に掲載されているのでネットで入手可能です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350919&l=1354159

2011年11月30日水曜日

露頭情報:No.315;福知山市報恩寺付近

出典は「福知山地域の地質」前項同様に Ⅲ.舞鶴帯 Ⅲ.2.夜久野コンプレックス Ⅲ.2.2.玄武岩・頁岩ユニット 玄武岩・頁岩ユニット下部層に相当する玄武岩層に枕状溶岩が存在するらしい。
詳細の露頭位置は不明なので、報恩寺付近の地質図を確認しながら歩いて下さい。地質記号は“Sb”。枕状溶岩である事は問題無い。

2011年11月29日火曜日

露頭情報:No.314;綾部市粟町北方

出典は福知山地域の地質。Ⅲ.舞鶴帯 Ⅲ.2.夜久野コンプレックス Ⅲ.2.2.玄武岩・頁岩ユニットの項目に「玄武岩・頁岩ユニット下部層:玄武岩とこれに挟有される頁岩は断層で境される事が多いが、しばしばすべり面を伴わず整合に重なっている」と書かれている。
このデータに関連したルートマップを残念な事に複写し忘れてしまっていて、そのままになっている。粟町は下記の場所だが・・・
尚、この付近では下記の付近に“Sb”玄武岩及びドレライトが分布している。他にもあるのでネットで地質図を確認して歩いて下さい。
報恩寺付近にも露頭が在るらしいので、この付近は玄武岩の露頭さえ見付ける事が出来れば可能性は高そう。

2011年11月13日日曜日

露頭情報:No_283;綾部市安国寺町

出典は「綾部地域の地質」超丹波帯斑レイ岩帯の南の玄武岩ユニットとして記載されている。安国寺町の位置は此処。詳細な露頭位置は不明なのです。地質図片手に露頭を探さなければならない場所です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352017&l=1351817
何故かこの露頭情報はのデータ類が欠落していますね。残念!

2011年10月10日月曜日

露頭情報:No_263;右京区京北町上黒田

出典は「四ツ谷地域の地質」。18頁 第11図 京都府京北町上黒田附近のルートマップ, 19頁 第2表 Ⅰ型地層群に産する緑色岩の化学組成,20頁 第12図 緑色岩とその上位に重なる層状チャートの産状を示す露頭写真;basalt:玄武岩枕状溶岩等が記載されている。「海洋島玄武岩 石灰岩・チャートが重なる + Ⅰ型地層群 由良川コンプレックス 上黒田セクション」だとか。雑草が生い茂っていて良く観ないとうっかり見落とすかもしれない。私は河床に下り易い右岸を歩いていたが露頭は左岸。
但し、それらしいものは右岸にもある。場所は
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351220&l=1354432
2009年9月23日と24日にこの露頭の画像を置いています。地質図の画像は23日の画像を上流側から捉えたものです。http://akashi1945.blogspot.com/2009/09/blog-post_23.html

2011年10月6日木曜日

露頭情報:No_259;南丹市日吉町佐々江

基本的な資料は「四ツ谷地域の地質」だが、この付近には「日吉ダム」と言う有名なダムが在る。水を貯めた時に群発地震が発生している。この地域は「 丹波帯 Ⅰ型地層群 Ⅲ.3.2. 佐々江コンプレックス」に属している。露頭位置はこの付近を想定しているが詳細不明。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351146&l=1353418
群発地震については例えば「京都府・日吉ダム周辺の地震活動と湛水前後の活動の変化」がある。

2011年10月5日水曜日

露頭情報:No_257;美山町河内谷川

出典は 1/50,000 地質図「四ツ谷地域の地質」。「丹波帯 Ⅰ型地層群 Ⅲ.3.3. 由良川コンプレックス」の項目に触れられている他、「地調月報」第44巻12号の 「727-743頁 美濃帯-丹波帯の縞状珪質粘土岩とそれに随伴する緑色岩の産状,731頁 第3図 京都府美山町河内谷川沿いのルートマップ」を参照。
露頭位置は、京都府美山町河内谷川付近らしい。15頁の第6図から見るとこんな雰囲気かな?このやや上流にも、河内谷川との合流点のほんの少し下流側にも両岸に跨って存在する。
この地質図幅範囲内には「佐々江コンプレックス:No_259」も存在する。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351640&l=1353805

露頭情報:No_256;若狭町熊川・上中町南部

出典は「熊川地域の地質」。 この解説書に「丹波帯 Ⅲ.3. Ⅱ型地層群 Ⅲ.3.3. 河内コンプレックス,12頁 第1表 コンプレックスの岩相と産状と堆積年代の関係,16頁 第10図 河内コンプレックスのルートマップ,33頁 第18図 コンプレックスの岩相」が記載されている。
具体的な露頭位置は「若狭町熊川・上中町南部の河内川-寒風川流域」。岩質は「玄武岩質:暗赤色-暗褐色を呈し塊状ないし枕状の熔岩として見られる。発泡構造有り」,丹波帯・河内コンプレックス 石炭紀・二畳紀の石灰岩を伴いジュラ紀混在岩層に包有。
場所は少々心もとないが、寒風川をじっくりと遡る事。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352524&l=1355459

2011年9月30日金曜日

露頭情報:No_243;綾部市梅迫東方中谷池付近

出典は 1/50,000 「綾部地域の地質」。此処に「夜久野コンプレックス 斑レイ岩ユニット南側の玄武岩・頁岩ユニット,14頁 第8図 玄武岩・頁岩ユニットのルートマップ(玄武岩溶岩・玄武岩火山性砕屑岩の記載)斑レイ岩ユニットとの境界露頭は欠如している」と記載されている。露頭位置は下記。駅からの距離は近いが露頭条件はどうだろうか?雑草が無ければルートマップが在るので捜索はやりやすい雰囲気。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352046&l=1351937

露頭情報:No_244;京丹波町仏主(ほどす)

出典は 1/50,000 地質図の「綾部地域の地質」。此処に「Ⅴ.4.1. Ⅰ型地層群 55頁 第48図:和知コンプレックス広瀬砂岩スラブのルートマップ(和知町仏主北方,ルート22);同ルートでは見掛けの下位から、枕状構造が発達する玄武岩溶岩,高角北傾斜の断層で境されてその上に層状チャート」と記載。「和知コンプレックス」は、緑色岩スラブ:知和町の上和知川から三和町の川合を経て三和町菟原まで本図幅全域に追跡できる。主に玄武岩溶岩からなるが三和町大身から菟原に掛けては玄武岩火山砕屑岩が卓越」するらしい。
第48図を参照すれば十分露頭にアクセス出来そう。場所は
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352003&l=1352754

2011年9月29日木曜日

露頭情報No_241;福知山市夜久野千原西谷川

出典は1/50,000 地質図「福知山地域の地質」此処は近くまで行ったのだが、この日のタイムスケジュールをミスっているのに気づき、午後の知人との約束を守るために残念ながら通過した。地質図には「Ⅲ.舞鶴帯 Ⅲ.2. 夜久野コンプレックス,Ⅲ2.2.玄武岩・頁岩ユニット,13頁 第1表 夜久野コンプレックス構成鉱物の化学組成,16頁 第9図 玄武岩・頁岩ユニットのルートマップA」などが記載されている。地形図では「西谷川」が特定出来なかった!第9図のルートマップの川の流れ方向と橋の渡河方向からこの位置を推定した。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351821&l=1350102

露頭情報:No_240;福知山市猪崎泉谷(さぶだに)

出典は 1/50,000 地質図「福知山地域の地質」。此処に「Ⅲ.舞鶴帯 Ⅲ.2. 夜久野コンプレックス Ⅲ.2.2.玄武岩・頁岩ユニット 13頁 第1表 夜久野コンプレックス構成鉱物の化学組成,17頁 第11図 玄武岩・頁岩ユニットを構成する枕状溶岩(福知山市泉谷から東に入る谷沿い),第12図 玄武岩と頁岩の接触部の露頭写真」等が記載されている。場所は「福知山市字猪崎泉谷(さぶたに)東に入る谷沿い」岩質は「玄武岩(Sb:玄武岩及びドレライト),古生代二畳紀夜久野南帯:夜久野コンプレックス玄武岩ユニット」
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351821&l=1350102

露頭情報:No_239;京北芹生町灰屋川河床

出典は 1/50,000 地質図「京都西北部の地質」。此処に「Ⅲ.3. Ⅱ型地層群 Ⅲ.3.2. 灰屋ユニット,14頁 第7図 灰屋ユニットの緑色岩類中の枕状溶岩の産状矢印は上方への岩相変化を示す溶岩流の1ユニットを示す」とある。第6図「灰屋ユニットと雲ヶ畑ユニットの緑色岩類の分布」から露頭位置を推定。「枕状団塊の径が下位から上位に向かって小さくなり最上位にハイアロクラスタイトが来ると言うセッションを持つ」推定露頭位置は下記。この府道は通過したが河床は見る事が出来なかった。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350959&l=1354429
尚、第7図は「灰屋ユニットの緑色岩類中の枕状溶岩の産状」を示すスケッチです。1/25,000 地形図は図郭の境界線が示されなくなってチョット不便になりましたね。同じ地質図に示されている第8図は「灰屋ユニットの緑色岩類の産状スケッチ」,第9図は「灰屋ユニットの緑色岩類の溶岩層頂部のスケッチ」であり、その位置は第6図に示されています。何れも桂川水系の大堰川。これについては別の整理番号で触れています。

露頭情報:No_238;篠山町安口(はだかす)

兵庫県立人と自然の博物館HPに此処で採集されたと思われる枕状溶岩の画像が在ったのですが、現在は見る事が出来なくなってしまいました。参考資料は 1/50,000地質図「園部地域の地質」の10-19頁,第7図は「Ⅱ型地層群ユニット未対比層中の枕状溶岩(篠山町安口)」です。地質学雑誌第99巻第1号29-38頁(1993)には「兵庫県篠山地域の下部白亜系篠山層群の層序と構造」が掲載されています。残念ながら位置情報は無いので下記付近を中心として広い範囲を捜索するしかなさそうです。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350421&l=1352135

2011年9月25日日曜日

露頭情報:No_228:貴船神社鼓ヶ岩:転石

場所柄、枕状溶岩が存在してもおかしくは無いのだけれど、本物かどうか判らない転石。以前、「ドライブ関西」と言うこれはパンフレットだったろうか?その中の「地学の旅 国道1号線 13頁 貴船と芹生-枕状熔岩の項に「2億数千万年前赤道付近の海底で・・・「つつみヶ岩」もこうして出来ました。枕状熔岩は芹生峠附近でも見られます。」と書かれていた。
芹生峠の露頭観察の後貴船に抜けたので、観察予定であったが川の流れの上で頂く「川床料理」と言いましたか?の料理人気か?貴船に細い坂道を下りきった途端に余りの混雑で駐車出来ず観察は断念している。鞍馬寺に枕状溶岩が在り、芹生にもあるので、とは思うが、拝見した画像からは俄かには信じられないのだが、念の為にシルトに収録した。鞍馬寺の枕状溶岩は2009年12月29日からのご案内しています。
場所は此処らしい。鞍馬山からの転石だとしたら場所的には特別問題はなさそう。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350739&l=1354553