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2011年12月8日木曜日

露頭情報:No.343;大津市葛川坂下町足尾谷上流

出典は、北小松地域の地質。露頭近くにはチャートと石灰岩の互層となった地域が在った様です。
18頁には図8 枕状溶岩・砥石型珪質頁岩の岩相 があります。枕状溶岩は外周が余り円弧とは言えない状態ですが、発砲構造が発達している(佐々江コンプレックス)と書かれています。
場所的にはこの付近なのでしょうか?100頁の「北小松地域の露頭・放散虫化石産出地点の位置図」の真ん中より右下側辺りに 第8図a があります。
此処は特に参考資料が殆ど無い場所です。

露頭情報:No.341;東近江市政所町

出典は「御在所岳地域の地質」。この16頁 Ⅲ.2.1.霊仙山層に「彦根東部の霊仙山石灰岩層を改称 6頁 第1表:御在所岳図幅地域の地質総括図  17頁 第11図:霊仙山層の枕状溶岩の産状(永源寺町藤川谷)枕の形態から正順位である事が判る。」等の記載が有ります。
東近江市政所町藤川谷付近:他に甲津畑南東・渋川上流など詳細不明。場所は沢登りの技術が要求されそう。
傍に少々不思議な「日本コバ」と言う名前の山(標高934m)が有ります。
この山の渓流屋さんの登山記録に興味深いものがありますが、画像が小さすぎて確認できません。例えば下記などを参照してみて下さい。
「日本コバ」は石灰岩の山なので、下部層に緑色岩・枕状溶岩が存在するのは実に自然の成り行きなのです。

2011年12月7日水曜日

露頭情報:No.340;多賀町犬上ダム下流

出典は「彦根東部地域の地質」。このⅢ.1. 二畳系 北鈴鹿層群 大君ヶ畑層 霊仙山石灰岩層に、「7頁 第2表:彦根東部地域の古生層の対比表 9頁 第3図:萱原附近で見られる枕状溶岩露頭 第4図:萱原附近で見られる塩基性凝灰岩中の砂岩岩塊。」等が記載されている。
場所はこの付近を想定。

2011年7月31日日曜日

露頭情報:No_132;滋賀県多賀町鞍掛峠

「地学のガイド 滋賀県」65,71,72頁にこの露頭についての記述がある。「地点 E 鞍掛峠の枕状溶岩 林道から国道306号に出て,3kmほど上流に進むとヘアピンカーブの所に鞍掛橋があります。ここから林道へ入り暫く歩くと鞍掛橋に着きます。
この橋の20mほど先の右手の崖を見てみましょう。枕を積み重ねたように見える露頭があります。これが枕状溶岩といわれるもので,粘性の小さい玄武岩質溶岩が水中で固結するときにできます(図18-12)。つきたての餅を積み重ねたようなもので,溶岩の塊と塊のすき間にも溶岩が入り込み,埋められています。
また,ときには泥岩や石灰岩で埋められていることもあります。溶岩の中心部は多孔質であったり,空洞になっているものもあるようですが,ここのものは全体的に綴密です。
周辺部は急冷してガラス質になり,割れ目が発達しています。」とされている。
場所はこの附近か?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351145&l=1362415
原本が現在手元に無いので確認出来ないのだが、恐らく小生の読み取りのミスなのだろうが鞍掛橋が2箇所に在るような記述になって居る。でも場所的には65頁の地図と照合しても間違いは無さそう。