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2011年9月13日火曜日

露頭情報:No205;出雲市乙立町田代

5万分の1地質図「石見大田地域の地質」には「6頁 第3図:山陰地方中部の地質図 7頁 第1表:石見太田及び大浦地域の地質総括図 ⇒ 50頁 第22図:大森層安山岩-デイサイト火山礫凝灰岩-凝灰岩の産状;堆積物は様々な程度に発泡した岩片からなり,表面に直交する割れ目(放射状割れ目)が明瞭なガラス質安山岩岩塊が点在している事がある。写真の中で色の薄い岩片ほど発泡している。」と書かれている。
場所はこの付近を想定したが夏に訪れたので全く捜索不能!でした。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351714&l=1324320
「立久恵峡」と言うこの付近の名所に近いのだが、急な崖に作られた国道184号線が、崖の付近では一方通行の単線なので、とても駐停車して状況を探るどころではないので、細い道をものともせずに走り抜け、対向車が来たら迅速に曲がりくねった道をバックで迅速に退避出来る運転技量を持っていないとこの付近は辛い。
参考までにこの「立久恵峡」の景観を2枚ご案内します。
尚、立久恵峡については「出雲地方のジオサイト」として島根大学のHPに簡単な紹介があります。下記をコピペでそうぞ!
http://www.geo.shimane-u.ac.jp/geopark/tachikuekyo.pdf

2010年10月12日火曜日

島根県松江市加賀浜(5)

前の画像より少しだけ岬の方へ移動した地点の溶岩流です。少し色の濃い部分に注目してみて下さい。画面の左上から斜めに下がる部分に少し模様が見えます。これでは判断は着きませんがヒョットしたらこの部分は枕状溶岩になって居るのかも知れません。溶岩流が薄いので(流出速度が低い可能性があるので)可能性は有りそうです。但し、陸上からこの部分にアクセスするのはプアマチュアにはお勧め出来ません。

2010年10月11日月曜日

島根県松江市加賀浜(4)

枕状溶岩の上位の溶岩は分厚いシートフローになって居るが、枕状溶岩の直上部をよく見ると部分的に枕状溶岩を思わせるコロンとした形状が隠れている。又、画面左側の松の木の近くにはやはり塊状の部分が見られる。チョットした流れの条件で枕状溶岩にもなり、シート状溶岩にもなると言う事だろう。露頭の画像はやはり出来るだけ大きなサイズでご覧頂かなくてはならないと思う。
尚、昨日UPした画像の位置情報は残念ながらそのままクリックしても1/25000地形図に移動しない。コピペでご覧下さい。以前は画面でのクリックで移動したのだが何が原因か判らないのでゴメンササイ!

2010年10月10日日曜日

島根県松江市加賀浜(3)

露頭の左側の拡大です。一応三脚を建てて写しています。
撮影場所は 
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353354&l=1330328 
露頭の位置は 
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353355&l=1330335
繰り返すが「桂島の対岸」は此処ではない様に思えるのだが、残念ながら桂島への橋の袂から南西側に回り込もうとしたが防波堤から消波ブロックを伝って降りるのを諦めたので確認できなかった。
ここの枕の重なりを見ていると全体の中央の(前の画像の樹木が生えている辺り)溶岩は後から流れて来てその重量で全体を二つに押分けたのではないかと思える。普通に堆積しただけなら特に左側の溶岩の形状を旨く説明できない。

2010年10月9日土曜日

島根県松江市加賀浜(2)

枕状溶岩は港からかなり離れた場所に在るのと海に面していてその入口附近に施設があるので近寄れそうに在りません。そこでこの露頭の画像は「加賀の潜戸」の遊覧船が出る埠頭から望遠で撮影したものです。

2010年10月8日金曜日

島根県松江市加賀浜(1)

島根県松江市から日本海に出た処に「加賀浜」が有ります。地質学的にはここの「桂島」にあるドーム構造等が有名なのだけれど、地質ニュースの1983年10月号の表紙を「桂島対岸の枕状溶岩」が飾っており、小生の枕状溶岩データベースのNo.093に登録している。2010年8月末に山陰の旅の途中に此処を訪れたのだが、「加賀の潜戸」の遊覧船が出る事に気付いてこれを優先し、桂島と島に渡る橋の附近を調べる時間を失ってしまった。
この画像はDB No.793加賀湾東岸の枕状溶岩として登録したもの。桂島対岸とするには島から少々離れており、出雲地方のジオサイトに記されている「桂島と加賀湾東岸」から地質ニュースに記載されたものとは取り敢えず別物として登録している。この画像と地質ニュースの表紙を飾った枕状溶岩の表情が一致しないので、何れもう一度今度はゆっくりと時間を取ってこの附近を確認するまで別物として扱う事にした。
現状では下水処理場の防波堤に隠された部分に表紙を飾った部分が在る可能性は否定しない。