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2010年11月2日火曜日

鳥取県八頭町塩上(8)

比較的形状が整っている部分を拡大して見ました。塩ノ上の枕状溶岩の画像はこれで終わりです。明日からはなんとなく取り残されていた静岡県の枕状溶岩の画像に入ろうか?と思っています。画像が余りにも多くて、整理が中々進まない地域です。

2010年11月1日月曜日

鳥取県八頭町塩上(7)

露頭の脇に内部の気泡の状態が良く判る岩片が有りました。残念ながら溶岩の姿勢が判りませんが左側が緩やかな円弧を描いて居る様に見えます。流れの方向に対してやや斜めに割れたのでしょうか?それともサンプルを採る為に切断した面なのでしょうか?気泡が細長く伸ばされた状況が良く判る岩片でした。それに、左側が外の表面だとすると放射状節理も良く判ります。こんな岩片は大切にしたいですね。
これまでの画像のテーマとその開始日は以下の通りです。
2009年 9月 8日:千葉県鴨川青年の家
2009年 9月11日:石川県能登町九里尻川河口付近
2009年 9月13日:群馬県南牧村磐戸橋附近
2009年 9月19日:茨城県北茨城市磯原うぐいす谷温泉
2009年 9月23日:京都市右京区北黒田町桂川
2009年 9月25日:京都市右京区北芹生寺子屋橋
2009年 9月28日:埼玉県曽沢川上流
2009年10月 1日:千葉県鴨川青年の家(2)
2009年10月10日:群馬県川原湯久森トンネル
2009年10月16日:埼玉県皆野町浦山の蛇紋岩露頭
2009年10月20日:群馬県神流町万場高校附近・番外編三波川・御荷鉾の変成岩
2009年10月30日:群馬県神流町東御荷鉾山
2009年11月 3日:番外編:シールド工事
2009年11月 5日:群馬県片品村戸倉片品川河床
2009年11月10日:群馬県渋川市小野上岩井堂
2009年11月20日:長野県真田町菅平口
2009年11月26日:長野県上田市霊泉寺
2009年12月 5日:長野県上田市虚空蔵
2009年12月14日:長野県須坂市井上・大柳
2009年12月18日:神奈川県横須賀市平作
2009年12月24日:神奈川県葉山町水源地橋
2009年12月29日:京都鞍馬寺
2010年 1月 6日:茨城県袋田の滝周辺
2010年 1月17日:新潟県糸魚川市根知農村公園
2010年 1月25日:福井県越前町尼御前トンネル附近
2010年 2月 1日:福井県越前町河野大橋附近
2010年 2月11日:福井県三国町松島海岸付近
2010年 3月 9日:群馬県桐生市トンビ岩附近
2010年 3月29日:群馬県桐生市村松沢
2010年 4月 6日:埼玉県高麗川摩利支天
2010年 4月 4日:栃木県佐野市十二沢
2010年 4月 5日:埼玉県飯能市高麗摩利支天
2010年 4月27日:埼玉県高麗川東吾野駅前河床
2010年 5月 5日:埼玉県高麗川東吾野上流のチャート
2010年 5月22日:埼玉県芦ヶ久保丸山林道
2010年 6月 4日:神奈川県山北町酒匂川高瀬橋
2010年 6月21日:埼玉県都幾川三波石渓谷
2010年 7月 2日:福島県いわき市入遠野官沢
2010年 7月 8日:埼玉県吾野高麗川
2010年 7月18日:鴨川市橋本西方
2010年 7月21日:銚子市古銅輝石安山岩
2010年 8月15日:鴨川市八岡海岸
2010年10月 8日:島根県松江市加賀浜
2010年10月18日:鳥取市千代川和奈未橋上流
2010年10月28日:鳥取県八頭町塩上

2010年10月31日日曜日

鳥取県八頭町塩上(6)

枕状溶岩の一塊を拡大してみました。地衣類が取り付いているのは気泡がある部分。それ以外の部分は気泡が少なく地衣類が取り付く島も無い部分と私は解釈しています。お陰で枕所溶岩の形状が地衣類に邪魔されながら特徴をよく現せていると考えています。

2010年10月30日土曜日

鳥取県八頭町塩上(5)

塩ノ上の露頭です。残念ながら岩に苔が生えていて断面の詳細な気泡等は観察できません。スケールは野帳です。

2010年10月29日金曜日

鳥取県八頭町塩上(4)

これが露頭の前に掲げられている説明板の一部です。現在は鳥取市内なので、この地域が合併前に作られたのですね。
1/5万地質図の「若桜」では、三郡変成岩八東層(千枚岩類)三倉川玄武岩部層(変玄武岩)とし、この附近の層厚は100m。三倉川上流部に最大層厚400-500mの部分があると記載されている。図上の記号は“Hb”。また、この枕状溶岩についてはこの地質図解説の21頁から24頁に掛けて化学組成を含めて記載されており、22頁には第15図「三倉川玄武岩部層(八東層)中の枕状溶岩(船岡町塩ノ上,大江川右岸)として画像が掲載されている。

2010年10月28日木曜日

鳥取県八頭町塩上(3)

同じ岩体の上流側の拡大です。下流側と枕状溶岩の凸の側が一致しない様にも見えますが、この岩だけでは全体の流れの方向を判断する事は出来ない相談です。

2010年10月27日水曜日

鳥取県八頭町塩上(2)

枕状溶岩の露頭の一部を拡大して見ました。流水で表面が現れて断面の形状がハッキリしています。枕状溶岩はやはりこの様に断面が観察の決め手ですね。

2010年10月26日火曜日

鳥取県八頭町塩上(1)

千代川の和奈見橋から東にひとやま越えた場所に「塩上」と言う場所が在る。千代川の枕状溶岩の露頭と共に、鳥取県の天然記念物に指定された枕状溶岩の露頭が有る場所である。露頭は大部分が個人の所有地にあり、県教育委員会はこの場所の公開に慎重な姿勢を保っているが現地には案内の看板も掲示されている。その露頭の近くの河床に現れた枕状溶岩の露頭である。この状態でも断面が現れており、苔も少ないので判りやすい岩体である。この後、少し拡大した画像を見て頂く。

2010年10月25日月曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(8)

これは比較的枕状溶岩らしい形状を保っています。左側の岩体は途中から上に割れ目でも出来て分岐してしまったのでしょうか?下の枕状溶岩と繋がって居るように見えます。もう少し斜め方向から写しておけば良かったのですが、その時は残念ながら気付いていなかった様です。

2010年10月24日日曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(7)

ほぼ直交する断裂系でずたずたに切られているのでどちらが溶岩の流れた方向なのか?一瞬迷うかもしれませんが、中央付近の白い苔で覆われた岩体は左上から右下方向に流れながら二股に分かれてしまっている様ですね。川底では右上から左下方向に流れている様に見えてしまいます。画面左端のものは拡大して詳細を見ても右上から左下方向に流れた様に見えてしまいます。互いに真っ直ぐに流れて居る様に見えるのだから左右でかなりの高低差が有ったのだろうと思うのですが不思議です。

2010年10月23日土曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(6)

何の予備知識も先入観も無しに、この河原を眺めた場合に私はこれを「枕状溶岩」と認識出来るか? と言うと正直な話全く自信が無い。中央部のやや色合いが淡い部分に、敢えて観ようとすれば枕状溶岩の形状を作り出す事が出来ない訳ではないが(溶岩はどの方向に流れたの?)、手で触ってみる事も、近寄ってじっくり観る事も出来ないので、何処かに決定的な形状の特徴が欲しいと思ったのは事実である。

2010年10月22日金曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(5)

この画像もなんとか枕状溶岩らしい形状を捉えきれているでしょうか?表面は角礫状になって居るようですね。

2010年10月21日木曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(4)

この画像は露頭の中でも比較的「枕状溶岩」らしい形状が出ています。多少の先入観を持って観なければ、通り過ぎてしまいそうになる露頭です。この附近は大雨の時にはかなり大きな礫が流れて来る領域のようで、表面がそれらの礫によって削られてしまって、枕状溶岩らしい形状を奪ってしまっているのかもしれません。

2010年10月20日水曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(3)

この部分は比較的方向性がハッキリしていて、規則正しく真っ直ぐに流れて居る様に見えます。右手の一ヶ所の盛り上がった部分は偶々少しだけ硬かった為に侵食に耐えて残った部分の様です。

2010年10月19日火曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(2)

枕状溶岩の分布は雑草に阻まれて全体を確認する事は出来ませんが、中洲のかなり広い部分に亘って広がっているようです。右岸から河川敷に下るのは全く無理な様でした。上側の表面からだけの観察で、断面形状が見えないのが残念です。それでも念のため画像を少し紹介しておきましょう。

2010年10月18日月曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(1)

千代川を南に下った和奈見橋の上流。左岸を走る国道がJR線路との間にやや広くなり、駐車可能なスペースがある。この部分から中洲を見ると枕状溶岩が流れに洗われている。2010年春、この場所と山を隔てた東側の「塩上」地区の枕状溶岩が県の文化財に指定された。和奈見の露頭は以前から地学ガイド等に掲載されている有名な場所である。残念ながら中洲の露頭が大部分なので近付く事が出来ない。そのためにここの露頭は自然のままに保護されているのかもしれない。鳥取県では枕状溶岩の露頭が比較的少ないので貴重である。