2011年2月5日土曜日

絶壁の露頭(4)

全体の露頭画像が無くて申し訳無いのですがこれが下部の画像です。元の画像データを見直してみたのですが、やはり撮影している時は半信半疑で撮影したのが良く判るのですが、全体像の画像が無く岩の節理のような部分ばかり狙っています。少し暖かくなったらぶらりと出掛けてみる事にします。

2011年2月4日金曜日

絶壁の露頭(3)

前の画像と同じ場所の画像の一部をトリミングしてみました。所々に枕状溶岩の形状がはっきりと見えます。これならこの崖が間違いなく枕状溶岩で出来ている事がお判り頂けますね。明日は下部を見て頂きます。此方は一目瞭然です。

2011年2月3日木曜日

絶壁の露頭(2)

空洞部分の屋根にあたる部分の望遠画像。上に凹んだ部分の並びは正に枕状溶岩の抜け落ちた跡!普段見かける枕状溶岩の露頭では、上に凸な枕状溶岩を見る事が普通で、この様な凹んだ形状を見る事はすく無いのですが、焼津の竹の子岩の露頭でも同じ様な凹んだ形状が見えていましたね。もう少し拡大するとイメージが伝わり易いでしょうか?この画像の中にも普通に見られる枕状溶岩の形状がはっきりと観察できます。

2011年2月2日水曜日

絶壁の露頭(1)

私の現在の枕状溶岩のデータベースで649件中648番目の露頭。危険な場所なのが明らかな露頭なので地名は省略させて頂きます。ある日道路からかなり入った断崖絶壁にこの露頭を観付けてしまった。これだけ目立つ岩壁が枕状溶岩で構成されているのにこれまで紹介されて来なかったのは崩壊する危険性の高い枕状溶岩の壁が、危険だと思われたからかもしれないと思うと、紹介して良いものか?少し考えてしまう。
少々、崖までが遠く良く見えないのだが、なんとなく気になる崖だったので、望遠で数枚撮影したが、当時のC社のカメラは時々光学系の絞りが調整出来なくなって(結局そのカメラは棄てたけど)、明るすぎて画像が飛んでしまい、その場では画面を良くチェック出来なかった。帰宅後見直しをしたらなんと枕状溶岩の巨大な崖が顕れていた。これは再度、撮影に行きたい露頭です。取り敢えず、絞りが不調でボケた(飛んだ)画像を数枚観て頂こう。これは崖の中に出来たお堂の様な崩壊部分で比較的上部となる。もしこの場所が判った場合も、枕状溶岩は実に崩れやすいのです。それはこの様なあたかも断層の様に直立したこの岩壁からも良く判ると思うので、双眼鏡を使って遠くからだけにして決して近付かない様に願いたい。尤も、この画像だけで枕状溶岩を見分け切れたら凄いプロかも!

2011年2月1日火曜日

甲府市梯地区(8)

この地域の枕状溶岩の3番目にご紹介した崖に見える枕状溶岩の一部を望遠で撮影したものがありました。上の溶岩の塊と下の部分には少し隙間がありますが、これが噴出時期の相違によるものか?間に生成していたガラス質が風化変質し、粘土化して削剥された為のものか?判りません。下側の枕状溶岩は殆ど隙間無く隣り合っています。

2011年1月31日月曜日

甲府市梯地区(7)

上から粘土が流れて来て汚れていますが、枕状溶岩の表面形状が見える場所を探してみました。上部中央付近から左側に縦に草の根が下がっているその根の左側に縦に流れる枕状溶岩の破面が見えます。径は5cm位でしょうか?それが下で、これも粘土と根っ子に阻まれて良く見えませんが急激に大きくなっています。細く流れ下って止まって大きくなったのか?下の流れの丁度この部分で割れ目から上に競り上がるように分岐したのか?判りませんが面白いですね。比較的柔らかいものがそれ程傾斜がきつくない場所を流れたのか?形状も様々です。

2011年1月30日日曜日

甲府市梯地区(6)

露頭に顕れている枕状溶岩断面の一部を拡大してみました。残念ながら地衣類が繁茂していて岩石の表面の詳細を見る事は出来ません。