2010年11月20日土曜日

下田市爪木崎(8)

前の画像では形状が枕状溶岩の特徴をよく現していましたので、少し近寄って冷却節理の様子と側面をクローズアップしてみました。枕状溶岩に良く現れる放射状節理とは少々雰囲気が異なります。また、三個の枕状溶岩のうち右下の岩体の右の方に小さな枕状溶岩が飲み込まれている様にも見えます。もう少し断面の冷却節理の画像をしっかり撮っていれば別の見方が出来たかもしれません。

2010年11月19日金曜日

下田市爪木崎(7)

これは爪木崎から須崎への遊歩道の途中に有る枕状溶岩で「日曜の地学・静岡の自然をたずねて」14頁に掲載されているのがこれらしい。遊歩道は私が来た時に整備中で途中のもう一つの露頭は見落としてしまった。手前の発泡した溶岩との関係が? 画面の左側にも枕状溶岩の小さな崖が在る。

2010年11月18日木曜日

下田市爪木崎(6)

これも凝灰岩層に混じっている枕状溶岩の形態に似ている。残念ながら割って見る事が出来なかったので確認できないが、古いシャールスタイン(輝緑凝灰岩)等と呼ばれているものの中にはこのような小型の枕状溶岩(ピローブレッチャ)を核にした様な構造のものが見受けられる。大きさは厚み方向で5cm程度だった。

2010年11月17日水曜日

下田市爪木崎(5)

欠けた一部分ですが放射状節理を思わせる岩体が有ります。他の岩片は比較的気泡が少ない雰囲気でしたが、これはやや多い様です。残念ながら掘り出す事は出来ませんでした。メランジェ状の砂岩が近くにありました。

2010年11月16日火曜日

下田市爪木崎(4)

スケールが無いが直径40cm以上は有っただろうか。
リーゼガングとも異なる様だが、丸い部分がその外側と繋がって居る事は明らかなので、どう考えて良いのやら判らない。或いはこの部分は凝灰岩なのかもしれない。凝灰岩の中に枕状溶岩が埋まっていても不思議は無いし、科学的な沈殿によってはリーゼガングリングも出来るのだから・・・判らない事は多い。

2010年11月15日月曜日

下田市爪木崎(3)

前の画像の放射状節理がハッキリしている部分を近付いて撮影したもの。スケールは1円硬貨。海岸には似たような形状の硬そうな(海水浴客が多くてとてもハンマーを振るう状況ではなかった。カメラ片手に背広姿で歩く事だけでも要注意人物風だ!)この頃はメモリーが小さくてデータの大きな画像が撮れなかったのが残念。

2010年11月14日日曜日

下田市爪木崎(2)

この附近の海底の岩石を見ているといかにも「枕状溶岩」と言った放射状節理を持った岩体が見えます。他にもメランジェを思わせる妙に変形した岩石も有りますので時の経つのを忘れてしまいます。幸い干潮時だったのが幸いでした。何も調べずにふらりと伊豆半島まで足を伸ばしましたが、海岸を歩く時は干潮を捉えると面白い発見が多いですね。時々、過ぎ去った青春時代に此処を歩いた記憶が甦ったりして短い時間でしたが良い時を過す事が出来ました。