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2010年2月18日木曜日

福井県三国町松島海岸付近(8)

幾つかこの附近の枕状溶岩の形状を観ていただきます。表面が風化して良く判りませんが、これも方解石らしい白い部分が沢山在りますので、気泡が多かったのでしょう。でもその分布には特に規則性は無いように思います。

2010年2月17日水曜日

福井県三国町松島海岸付近(7)

この画像も何故か90度反時計方向に回転してしまいました。もう少し、この附近の枕状溶岩の形状を観て頂ければと考えています。

2010年2月16日火曜日

福井県三国町松島海岸付近(6)

枕状溶岩やハイアロクラスタイトが散在している海岸でこんなものを見付けました。チョットシタ溶岩堤防の雰囲気ですが、或いは溶岩の流れた後の溶岩チューブとか、大型の枕状溶岩のローブが内部に出来た冷却節理で綺麗に割れてしまって、波に浚われた跡なのか?チョット面白いですね。光が飛んでしまっている左上の部分に遊歩道から波打ち際に下る道や休屋が見えます。これで場所は特定出来ますね。

2010年2月15日月曜日

福井県三国町松島海岸付近(5)


何故かこの画像も90度反時計方向に回転してしまいました。風景の画像ではないので問題は無いでしょうが、折角横幅を1280pxに設定して画像を大きくみて頂こうと考えて居るのに困ったものです。改めてオリジナル画像から圧縮をし直してみたのですが駄目でした。
この画像では中心部に流れた様な構造が出来ています。表面が固化した後も全体としては流動性を失わずに流れ続けたのでしょう。

2010年2月14日日曜日

福井県三国町松島海岸付近(4)


前の画像の枕状溶岩の一部分を接写したものです。気泡を埋めているのは方解石でしょう。かなり発泡率の高い方ではないでしょうか?この画像も何故か90度左へ回転してしまいました。時々起こるこの画像の勝手な回転には困ったものです。

2010年2月13日土曜日

福井県三国町松島海岸付近(3)

前の画像で画面左手の黄色っぽいハイアロクラスタイトの中に含まれていた枕状溶岩の断面です。溶岩が細長い断面形状の為に、放射状節理も少し変形していますがこおれは綺麗な形状が保存されています。海水で多少は浸食されているでしょうが、方解石で埋められた気泡の形状も良く残っています。

2010年2月12日金曜日

福井県三国町松島海岸付近(2)

前の画像はこの画像の右手側に見えています。左手の茶褐色の地層にも枕状溶岩が混じり込んでいます。此処にあるのは比較的小型の枕状溶岩が多く、どちらかと言えば枕状溶岩と言うよりはピローブレッチャと言った方が正しいのかもしれません。遠くの方の崖には柱状節理が見えています。黄色の部分はハイアロクラスタイトですね。急冷した砕屑物です。

2010年2月11日木曜日

福井県三国町松島海岸付近(1)

2009年7月中旬に43年間勤務した勤め先を定年退職し、天下の素浪人になった後、突然に旅をする事になりました。長野⇒糸魚川⇒能登半島⇒福井⇒近江八幡⇒兵庫⇒奈良⇒静岡⇒帰宅と言う偶々休暇村を数日泊まり歩く旅のプランが纏まり、これにビジネスホテルを組み合わせ、カミサンの運転で露頭を巡る旅でした。越前海岸の東尋坊のやや東に越前松島海岸があり、かなり発泡した枕状溶岩や面白い形状をした柱状節理が有ります。偶々この海岸に面した休暇村の予約が取れたので、歩く事が出来ました。枕状溶岩から外れるものも有りますが、この附近の溶岩の面白さをご覧下さい。
最初は宿舎前の海岸で出合った発泡した枕状溶岩です。

2010年2月10日水曜日

福井県南越前町河野大橋附近(10)

この露頭の画像はこれで終わりです。これも転石ですが前の画像と同じ様な色合いです。色合いには良く騙されますが、変成岩になって居るケースが多いので色合いは無視して、岩の形状の中に隠れている形状の特徴を探してみて下さい。沢山観ていると、私の紹介した画像にも間違いがあるかも知れない事に気付くでしょう。実際地質の専門家が枕状溶岩と言っていても全く違う場合も有ります。そんな例も何れご紹介する予定です。

2010年2月9日火曜日

福井県南越前町河野大橋附近(9)

これもかなり巨大な転石です。画面左手に枕状溶岩らしき形状が見えます。断面が綺麗な平面の場合を除くと、枕状溶岩は見る角度によって全くそう思えない様な事が多く、ハッキリしない時はいろいろな角度から、岩の割れ目やを観察すると、ある角度でヤット典型的な枕状溶岩の形状が浮び出て来る事があります。これは鉄分が多いのでしょうか?鉄錆色が濃いですね。

2010年2月8日月曜日

福井県南越前町河野大橋附近(8)

この画像を含めて少し大きな「転石」の画像をご紹介します。枕状溶岩もあればハイアロクラスタイト:水中破砕岩もある。勿論、塊状溶岩も在る風景ですね。枕状溶岩を観察していると、どこから何処までを枕状溶岩と称するのか?どこから別の名前で呼ばなければいけないのか?境目が非常に判り難いものだと思い当たります。勿論、例えば花崗岩とチャートと砂岩の違いならマア、何とか見分けが付きそうでも、この岩石のSiO2は55%だから等と観ただけで成分が判る訳でもありませんからこの世界は不思議です

2010年2月7日日曜日

福井県南越前町河野大橋附近(7)

岩脈ではないのだが、枕状溶岩はこの様に大きな断面でスッパリト切り取られたものを良く見る。別に枕状溶岩に限ったものでは無いのだろうが時たま、その断面に美しい枕状溶岩の形状が現れる事が在るのだがこの場合は残念ながら見えない。

2010年2月6日土曜日

福井県南越前町河野大橋附近(6)

位置関係を詳らかに出来ないのが残念ですが、この程度の枚数を掲示しておけば現地でどれかには気付いて頂けると思います。画面の右上に橋脚が小さく写り込んでいますので、かなり小さな半径で曲がりこんでいる部分で崖から直ぐに水面が広がっている附近をめぼしに捜して頂ければ判ると思います。ここの露頭は見る場所が多いので、多少ハッキリしない場合も想像力を働かせて見極めるのには良いのではないでしょうか?

2010年2月5日金曜日

福井県南越前町河野大橋附近(5)

前の画像の中央下を望遠で拡大してみた。教科書的な整然としたものではないが此処の枕状溶岩も美しい。
福井県の枕状溶岩は2009年の8月に出会う事が出来た。今日、2010年2月5日は余りの暖かさで、午後の予定を急遽変更して、西武池袋線沿線の東吾野と高麗の枕状溶岩を観察に行ってしまった。ここでも、かなりの写真を写す事が出来たので、何れ紹介したい。

2010年2月4日木曜日

福井県南越前町河野大橋附近(4)

これはかなり大きな転石ですがやはり枕状溶岩の様です。微妙に入っている白い部分は、最初は鳥の糞?なんて思っていましたが、石灰岩?かもしれませんね。次の画像でこの岩の中央下部を望遠で拡大した画像をご紹介します。

2010年2月3日水曜日

福井県南越前町河野大橋附近(3)

この附近の露岩は殆ど枕状溶岩か火山灰や急冷されて破砕した「ハイアロクラスタイト」と呼ばれるものの様です。大きな構造の中に小さな枕状溶岩の形状が隠されていますので、この画像では少々わかり難いかなと反省しています。どうしてもこの様な岩体を見掛けるとその岩の全体像を写したくなってしまいます。この後、別の岩体で、細部と比較できる画像をご紹介しますのでご覧頂ければ幸いです。

2010年2月2日火曜日

福井県南越前町河野大橋附近(2)


日本海沿岸には実に多くの場所に水中に噴出した溶岩や火砕流堆積物が存在します。多くは日本海拡大期の頃に噴出したものでしょうが、付加体である場合も多い様です。今回の旅は糸魚川で日本海側に出て、若狭湾のとば口までが日本海に沿ったコースでしたが、糸魚川周辺も海底火山の情報を沢山手に入れる事が出来ました。若狭湾の中心部の枕状溶岩は、少々欲の皮が張りすぎてコースを選択した為に、時間的制約が多くて廻る事が出来ませんでした。元々、1日掛けて観察してみたい場所を橋の上から望遠レンズで撮影して終わりなんていい加減な観察をしている状態ですから良い観察が出来る筈はありません。でも、経済的な制約も大きく(平たく言えば貧乏なので)そうそう全国に恐らく1000箇所以上も在るだろう露頭を全て回る事、そしてしっかり時間を掛けて観察する事は出来そうにはありません。

2010年2月1日月曜日

福井県南越前町河野大橋附近(1)

尼御前トンネル附近から南側の次の露頭である河野大橋(海上橋)附近を眺めたもの。この海上橋の山側に露頭が広がっている。橋の手前の左手に無理をすれば車1台を止められない事は無い。橋の袂に海岸に下る階段が有るらしい。橋の南には広い駐車ペースが或る。此方からは多少の努力をすれば昇り降り出来ない事ではないらしい。海岸に居られた方に橋の上から伺った話である。
データNo.236. 場所http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=354847&l=1360436
尚、越前海岸を少し北に登った「甲楽城:かぶらぎ」附近や周辺には興味深い地層や「日本列島」の形をした岩石等もあるが、遊歩道は突然途絶えてしまう事があるので注意して欲しい。私は海草で滑りやすい場所をやっと通り抜けたら突然の岩場で、これを登り詰めたら道が無くなり往生した。
現状では何処にどんな画像が有るのか?判らないので2010年1月1日から毎月1の日にインデックスを入れる事にしました。これまでの主要なテーマの開始日を下記に紹介します。
2009年 9月 8日:千葉県鴨川青年の家
2009年 9月11日:石川県能登町九里尻川河口付近
2009年 9月13日:群馬県南牧村磐戸橋附近
2009年 9月19日:茨城県北茨城市磯原うぐいす谷温泉
2009年 9月23日:京都市右京区北黒田町桂川
2009年 9月25日:京都市右京区北芹生寺子屋橋
2009年 9月28日:埼玉県曽沢川上流
2009年10月 1日:千葉県鴨川青年の家
2009年10月10日:群馬県川原湯久森トンネル
2009年10月16日:埼玉県皆野町浦山の蛇紋岩露頭
2009年10月20日:群馬県神流町万場高校附近・番外編三波川・御荷鉾の変成岩
2009年10月30日:群馬県神流町東御荷鉾山
2009年11月 3日:番外編:シールド工事
2009年11月 5日:群馬県片品村戸倉片品川河床
2009年11月10日:群馬県渋川市小野上岩井堂
2009年11月20日:長野県真田町菅平口
2009年11月26日:長野県上田市霊泉寺
2009年12月 5日:長野県上田市虚空蔵
2009年12月14日:長野県須坂市井上・大柳
2009年12月18日:神奈川県横須賀市平作
2009年12月24日:神奈川県葉山町水源地橋
2009年12月29日:京都鞍馬寺
2010年 1月 6日:茨城県袋田の滝周辺
2010年 1月17日:新潟県糸魚川市根知農村公園
2010年 1月25日:福井県越前町尼御前トンネル附近
2010年 2月 1日:福井県越前町河野大橋附近

2010年1月31日日曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(7)

駐車中の車があり、尼御前トンネルの外側の岩壁には取り付けませんでしたが、少し離れたところから望遠で写してみたのがこの画像です。この画像から正確な事は言えませんが、恐らくこの部分も枕状溶岩に違いないと思っています。
この回から、画像のサイズをこれまでの大体200KB程度から大体400KBを狙って少し大きくしてみました。このブログは取り敢えず1年間の予定で居まして、大体そのノルマの40%程度をこなした事に事になりますが、このブログ(岩と土の表情を含めて)の画像容量の4%までしか使って居ない事が判ったからです。400KBならば大体パソコン画面一杯に広がる程度の画像になろうかと思います。但し、古い画像では小さなものも出て来る事があります。枕状溶岩の様々な「顔」を見て頂きたくて続けて居るので大きいに越した事はありませんよね。
なんとか1年間は続けられる様にもう少し露頭を歩いて画像を増やさないといけないかもしれません。

2010年1月30日土曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(6)


昨日と同じ画像の気に成る部分が観難いので、その部分の画素を落とさずにその部分だけをトリミングしてみました。左下の放射状節理と右上の部分をご覧いただければ枕状溶岩である事を納得頂けると思います。
2/6 画像を大きなサイズに変更しました。尚、原因不明ですが画像が90度回転しています。