2011年11月19日土曜日

露頭情報:No_296_海部郡海陽町皆ノ瀬

出典は「四国内火成岩の岩石学的研究と教材化」。この論文には多くの関係露頭が記載されているが詳細な記述が無い事が多く露頭位置を特定出来ません。
この露頭は地名からと国道沿いに在るとの事から下記ではないかと見当を付けています。

露頭情報:No_295;五所川原市金木町鹿ノ子滝

出典は1/50,000 油川地域の地質。Ⅲ.6.不動滝層。15頁の第5図に柱状図の位置図と、次頁に柱状図が記載されている。
この15頁に「不動滝」層の記載の中に「玄武岩質火山岩礫凝灰岩及び凝灰角礫岩は,黒色―暗灰色を呈し,一般に,火山礫・角礫と基質との境は明瞭であり,両者の凝結度は良くない。小田川中流及び鹿ノ子滝東方では本岩中に枕状溶岩及び自破砕溶岩が発達している」と記載されている。
また、18頁 第8図には「不動滝層下部にみられる玄武岩枕状溶岩(藤滝)」が掲載されている。
ブログの設定がまた変化して上のアドレスをクリックすると直接飛べるようになりました。古いのはダメですが、この状態が継続するといいのですが・・・

2011年11月17日木曜日

露頭情報:No_292;奈半利村奈半利川最上流部

高知県の露頭情報はその殆どが「土佐の自然」から得ていると言っても過言ではないかもしれない。
第74号奈半利村の項に記載が在ります。場所はこの付近かな?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=334033&l=1340436
土佐の自然にはこの様に書かれています。「チャート・混在岩;地質(第2図参照)では奈半利川最上流域の西又谷に沿うルートなどには約1億2千万年前後に、赤道付近で噴出したりまた堆積した枕状溶岩(写真3)や微化石の放散虫遺骸の集積して出来たチャート(珪石)などを含む、メランジェ(混在岩)が露出している。これらの地質状況は本誌64号で記述した芸西村の岩相の連続であって貴重な露頭である。(No.147参照)」

露頭情報:No_293;桐生市萱野峠

桐生市には何度か通っているが此処はまだ歩いていない。
何れ、アカネコさんにご案内頂こうと呑気に考えていたのだが、詳細を確認する事が出来ないまま、お会い出来ない方となってしまった。
場所は、お聞きした内容から桐生市萱野峠入口付近。楚巒山楽会HPに萱野山或いは萱野峠の項が在る。 恐らく桐生市梅原にその昔あったと言う「きのこホテル」傍から萱野山(1/2500地形図では無名の568.3mからの登り口附近に露頭があると思われます。楚巒山楽会の萱野山についての頁は
http://akanekopn.web.fc2.com/yama/kayanoyama.html
地形図で行くと多分この付近ではないかと考えています。この地形図の中心から斜め右下に灰色の四角が見えますが、これが「きのこホテル」かな?と思って居ます。

2011年11月16日水曜日

露頭情報:No_291;中土佐町七子峠

高知県が発行していた土佐の自然第53号中土佐町編にこの様に掲載されています。
「久礼から急坂の国道56号を登りつめた所が七子峠である。その少し手前の最後のトンネルを出た最初の陸橋の山手側詰めに、(写真のような)赤色の堅硬な岩石が露出している。その大部分はチャートであるが、良く注意すると所々に丸みを帯びた岩石が見られる。これが枕状溶岩である。」
場所は此処でしょう。土佐の自然は検索でどうぞ!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=331844&l=1331055

昨日は少々飲み過ぎて遅い帰宅になりブログをUPする事が出来ませんでした!

露頭情報:No_290;石狩市厚田区安瀬(やそすけ)海岸

残念ながら情報を記載したHPにアクセス出来なくなってしまいました。
この付近は実は地すべり地帯として北海道地質百選検討グループから候補地に挙がっている場所です。
http://www.geosites-hokkaido.org/geosites/site0041.html
付近は火山角礫岩を主とする地質帯です。場所は下記付近を想定しています。急傾斜地なのでご注意を!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=432512&l=1412542

露頭情報:No_289;鴨川市鴨川漁港

鴨川市青年の家に続く八岡(ようか)海岸と漁港の防波堤に繋がる幾つかの島々は枕状溶岩で出来ています。
この地域の露頭情報につていはネットでも沢山情報が入手可能です。
ネットでは現在東北大学に居られる平野直人さんのHPがお勧めです。
http://www.geo.titech.ac.jp/lab/takahashi/staff/nhirano2/mineoka/
印刷物としてはネットでは入手出来ないかもしれませんが色々とあります。
代表的なものは日本地質学会見学旅行案内書(2004)でしょうか?
この付近は見所が沢山在りますので、行かれる場合はゆっくりと時間に余裕をもって計画して下さい。
このブログでは、2010年8月15日からの部分に関係画像があります。八岡海岸のものを加えるとなんと延々と10月7日までの38回!

2011年11月14日月曜日

露頭情報:No_653-9;桐生市黒保根町水沼

この露頭の最後の画像はチャートです。キャンプ場らしい一角の崖に露頭があります。勿論対岸にも、更に一つ上流の橋の付近にも同様に垂直に切り立ったチャートの露頭を川が横切っています。
明日からは、画像が余りない露頭情報が続きます。

露頭情報:No_288_小笠原父島野羊山

前項同様海野進氏の「小笠原諸島の地質ガイド」を参照して下さい。
場所は http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=270422&l=1421059

露頭情報:No_287_小笠原父島象鼻崎

小笠原の枕状溶岩を含む地質情報はやはり海野進氏の情報が最も詳しいのではないかと思います。下記の「小笠原諸島の地質ガイド」を参照する事をお勧めします。
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/~umino/Bonin/Bonin_Field_Guide.html
場所は、次の項目の直ぐ傍の下記です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=270406&l=1421122

2011年11月13日日曜日

露頭情報:No_653-8;桐生市黒保根町水沼

この場所の転石は、典型的な枕状溶岩ばかりでは無い。この様に枕状溶岩の破片から構成されている部分、アイアロクラスタイト・砕屑岩からなる部分も数多く存在します。上の画像には枕状溶岩の中が抜けた様に見えるものもあるけれどなんとなく泥に見える部分も多いですね。泥に見える部分は念の為に叩いて確認すべきだったと反省しています。

露頭情報:No_286;八代市横手部落から釈迦院へ

この露頭は1/50,000 砥用地域の地質に記載されていますが、正確な露頭位置は判っていません。この辺かな?と思って居るのは下記です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=323348&l=1305026
産総研のオンライン地質図で見ると釈迦院に近い大行寺山(957.4m)のかなり高い位置に山の形状に沿った北東から南西に流れる緑の帯があるので、この程度の高度の林道で露頭を探す事になりそうです。

露頭情報:No_285;焼津市小浜海岸 竹の子岩

出典は静岡地学第89号:中部支部巡検会の報告「大崩の枕状溶岩」
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=345332&l=1382036
残念ながら海岸の浸食が進んで居る為に、この岩には取り付けない。
県道沿いにある喫茶店の駐車場付近から望遠レンズで撮影するか、双眼鏡で観察すると枕状溶岩である事が判ります。この岩だけが枕状溶岩と言う訳では無く周辺の岩体も同じような岩質の筈ですが、崖が切り立っていて観察する場所がありません。このブログでは、2010年12月26日からの数枚に画像が在ります。虚空蔵山の海岸で時間があれば立ち寄るのも良いでしょう。

露頭情報:No_284;静岡市石部石部踏切先

参考資料は静岡地学第92号「枕状溶岩の調査」場所は新幹線のトンネル上とあるので、この付近なのでしょう。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=345442&l=1382104

露頭情報:No_283;綾部市安国寺町

出典は「綾部地域の地質」超丹波帯斑レイ岩帯の南の玄武岩ユニットとして記載されている。安国寺町の位置は此処。詳細な露頭位置は不明なのです。地質図片手に露頭を探さなければならない場所です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352017&l=1351817
何故かこの露頭情報はのデータ類が欠落していますね。残念!