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2010年7月9日金曜日

埼玉県吾野高麗川(2)

吾野鉱業所の手前から高麗川に下る細い道があります。河川敷でこんな岩片を見掛けました。枕所溶岩の放射状節理が一個だけ抜け出した様な形状なのです。気泡が見えないのですが、特に外側に相当する部分の割れ方から見て間違いないだろうと思います。この岩片の別の画像も見て頂きます。

2010年6月28日月曜日

埼玉県都幾川三波石渓谷など(7)

三波石渓谷で幾つか見掛けた凝灰岩層の中に含まれる溶岩の断片です。スケールに用いた硬貨は光ってしまいましたが1円硬貨です。
枕状溶岩の周辺に存在するハイアロクラスタイトと称される火山砕屑物の堆積物には良くこの様な岩片が見られますので、これも冷却節理が風化によって強調されて見える溶岩の断片ではないかと思っています。貫入岩脈等は見られるのですが、ここでは残念ながらこれは!と思える枕状溶岩には出会えませんでした。

2010年6月27日日曜日

埼玉県都幾川三波石渓谷など(6)

「日曜の地学」の埼玉県版に、都幾川の「西平」にはこの川の中に枕状溶岩の露頭が在ると書かれています。バス停の西平附近で探してみましたが河川敷に下るのが難しくて探し出す事が出来ませんでした。これはやや上流の河川敷に在った岩石を望遠レンズで撮影したものです。こんな変てこな形状を示すのは枕状溶岩以外では無さそうだとは思うのですが、確証はありません。画面左上の方も放射状の冷却節理かもしれないなどと思っています。

2010年6月26日土曜日

埼玉県都幾川三波石渓谷など(5)

前の画像の直ぐ傍の岩です。この岩のもう少し下流ならば流れの中の岩に取り付けるのですが、残念ながらこの部分は近づけませんでした。地団研のハイキングでの観察なのでそれ程アクセスの悪い場所を観に行く事はないと思うのですが、残念ながらトレースする事は出来ませんでした。でも緑色岩は結構見る事が出来ました。勿論、三波石渓谷も緑色岩です。所々、ひょっとして?と思う場所も無いでは有りませんでしたが、決定打に欠ける雰囲気でした。

2010年6月25日金曜日

埼玉県都幾川三波石渓谷など(4)

三波石渓谷のやや上流に架かる橋から下流側を見るとこのような岩石が見えました。此処とその隣の部分が枕状溶岩に見えない事も無いのですが、残念ながらこの露頭に取り付く事は出来ませんでしたので確認は出来ませんでした。

2010年5月31日月曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(7)

前にご紹介した部分と大して違いは無いのですが、これが枕状溶岩の側面を写した唯一の画像です。実は側面に回って写したのですが、肝心な枕状溶岩の部分が光ってしまって「没」でした。此処以外にもこの附近には枕状溶岩の露頭が在りそうですが、やや下った道路と澤が交差する部分では「蛇籠」が流されて沢を塞ぐ形になって上流に入り込む事が出来ませんでした。

2010年5月30日日曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(6)

これも転石です。白っぽい岩は明らかに枕状溶岩です。この上流にも露頭を探しに行って見ましたが、途中で登れなくなりました。周辺にはまだまだ沢山分布しているだろうと思います。

2010年5月29日土曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(5)

これは枕状溶岩そのものの画像ではありませんが、附近で見付けた転石の表面です。水冷破砕されたハイアロクラスタイトの固結したものではないかと思って記録した次第。

2010年5月28日金曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(4)

この枕状溶岩の岩の周辺は大きな岩塊がごろごろしている状態で、夏場はお勧め出来ません。少し雑草が枯れた時期が良いようです。落ち葉が見える部分は地面では無いのでうっかりするとすっぽり岩の間に落ち込んでしまいます。勿論、周辺の岩塊は全て枕状溶岩なのですが、いろんな方向から見ないと判り難いかもしれません。

2010年5月27日木曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(3)

ほぼ同じ部分を少しクローズアップして見ました。表面の苔の為に岩の表面の細かい節理等の構造を見る事が出来ませんが、良くマア綺麗にスッパリト鉈で切ったように滑らかな断面ですね。溶岩と溶岩との間に隙間が少なく、流出速度がそれなりに速かったのか?高温で柔らかかったのか?でもそれにしては厚みが有りますね。右側の断面はやや凸凹ですが、それでも綺麗に切れています。
出張で仙台に出掛け名取川を歩きました。高館層の陸上溶岩が主体ですが、有名な秋保温泉附近の凝灰岩は水底堆積でした。次回機会が在れば水冷破砕溶岩が観察出来そうな七ヶ浜方面を歩く予定です。

2010年5月23日日曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(2)

枕状溶岩の道路側は岩塊がごろごろして更に雑草と蔦の類でアクセスが少々大変ですが、辿り着くと、ネジリ鎌でスパット切った様に断面が見えます。隙間の無い「クローズドパック」と言われるタイプで上に来た溶岩の重みで下の溶岩が変形されている様子が良く判ります。やっとの想いで少し手前の岩にスケールを置きました。
尚、日向山方面から丸山林道を下って道路が広くなる地点から、右手に活動センター方向に登る道が有りますが、此処から入っていくと脇道からこの岩の上に簡単に登る事が出来ます。山頂(?)には「古峰山」と書かれた石碑が建立されています。画像はトリミングで少々変な縦横比になっています。
追記:出張の為2日間UP出来ません。

2010年5月22日土曜日

埼玉県芦ヶ久保丸山林道(1)

高麗川を登りつめて正丸峠を越えて横瀬川沿いに下る事になります。この周辺には未だ他に枕状溶岩の露頭が在るようなのですが、まだ出会っていません。峠を越えるとずっと「芦ヶ久保」と言う地名になりますが、西武秩父線の「芦ヶ久保」から果樹公演を抜けて日向山に立つと東北東に樹間にそびえるこんな岩が見えます。これが「丸山林道」の枕状溶岩露頭です。丸山林道を下ればこの露頭の脇を通ります。丁度良い按配にこの岩の前で道幅が大きく広がりバスが駐車しても大丈夫です。但し、岩体までは「やぶ」です。
尚、これを二之瀬橋まで下り、川を遡ると昨年9月10日と9月28日以降に数枚画像を紹介した曽沢川の露頭に辿り着く事が出来ます。川沿いはかなり荒れているので足元をしっかり拵えて行って下さい。

2010年5月21日金曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(11)

対岸の露頭です。対岸に渡る道が無いか探しましたが残念ながら渡れませんでした。長靴程度の深さではありません。全体的な形状から判断して枕状溶岩で有る事は間違いないと思われます。河川がこれだけ屈曲しているので大きな岩体がこの附近には潜んでいるのではないかと想像しています。この地区の露頭案内はこの画像で終ります。サテ、明日からは何処の露頭をご案内しましょうか?

2010年5月20日木曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(10)

枕状溶岩とはっきり判る岩相の部分から少し離れて鉄橋の下に近付いた方向にこの岩が在ります。層状に見えますが、枕状溶岩が薄く積み重なっているとも思えません。チョット気になったので写しておきました。右側に現れている面では少し枕らしいような気もしますが、枕状溶岩マニアは何でもこじつけてしまう性癖が有りますのでアテにはなりません。

2010年5月19日水曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(9)

ハンマーの柄の下側は放射状とも見えない割れ目が見えていますが、ハンマーの上側には外周附近の冷却節理と思われる放射状の割れ目が少し判別できます。たった一つの枕状溶岩の中でさえこんなに様相が異なるのですから、自然界では生きる道を棄てても子孫を残そう必死で生きるのかも知れません。

2010年5月18日火曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(8)

この画面の中の枕状溶岩も様々な「冷却節理」を見せています。右上の枕状溶岩は比較的正統派風な放射状節理を構成しているように見えますが、ハンマーの柄の傍にある枕状溶岩は中に小さな扁平な枕状溶岩が4個在るように見えませんか?

2010年5月17日月曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(7)

此処には比較的小型の枕状溶岩が集まっています。左上方向は大体同じ様な向きに並んで断面を見せていますので判りやすいですね。中央のハンマーを置いたあたりとその右下附近は様子が違います。観察をするのに敢えて「枕状溶岩」の定型を求める必要はありませんね。

2010年5月16日日曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(6)

大きな枕状溶岩の中に幾つかの構造が組み込まれたようなチョット面白い構造の枕状溶岩がありました。崖から転落しながらこんな形になったのでしょうか?不思議です。
昨日は久し振りで神流川流域の枕状溶岩と再会して来ました。一箇所露頭を探しに行ったのですが、残念ながら枕状溶岩というよりは結晶片岩と言った雰囲気の岩相ばかりで目指すものは無く、石灰岩とチャートの大きな層には出会えました。

2010年5月15日土曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(5)

枕状溶岩が流れた先端部なのでしょうか?表面の亀甲模様が面白いですね。枕状溶岩の表面の形状も夫々表情豊かです。
今日は久し振りに群馬県と埼玉県の境を流れる神流川を歩きました。以前写した画像が少し物足りない部分が有った事と、一箇所新たな露頭を探そうと言う意気込みでした。画像の方は良い画像が撮れましたが、新しい露頭については残念ながら諦めました。次回此処を歩く時はやはり長靴が必要だとしみじみ思いました。

2010年5月14日金曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(4)

前の画像を少し詳しく観てみましょう。二つの枕状溶岩が組み合わさって居る様に思えます。表面の汚れを取ればもう少し冷却節理の発達状態も確認出来るのだと思いますが、10円硬貨の傍などはかなりハッキリしています。