ラベル 三重、露頭情報、 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 三重、露頭情報、 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年2月19日日曜日

露頭情報:No.470;磯部町国道167号線恵利原:現存しない


道路工事中に現れた露頭であるが工事完了後は見えない状態と言う。
出典は地質学雑誌 第91巻 第3号に掲載された「志摩半島中央部,磯部町における仏像構造線の露頭」(1985)正確には「緑色岩」の記載であって本論は「仏像構造線」の位置を巡る議論。なので参考用情報。
236頁には「BTLに接して北側には緑色岩,さらにその北側にはチャートが露出する。破砕と風化のため,緑色岩の岩相の詳細は不明であるが,比較的新鮮な部分は玄武岩質である。また,稀に径1mm±のK方が密に発達する事から溶岩であると考えられる。全体として塊状で,形状不規則な層状チャートのブロック(最大径約50cm)を散点的に含み,稀に長径10数cm程度の結晶質石灰岩塊を含む。」とある。筆頭著者は坂幸恭氏。工事中に露頭が現れた位置は下記
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=342302&l=1364741

2011年7月31日日曜日

露頭情報:No_133;鳥羽市浦村町大村島

基本情報は「名古屋大学惑星地球科学紀要 第42巻」に掲載された
“Permian, Triassic and Jurassic radiolarians from Omura and ogura Island in the eastern part of the Shima Peninsula,Southwest Japan” 4頁 第2図:大村島海岸線のルートマップ 15頁 写真 1:大村島の枕状溶岩 の記載がある。
鳥羽市の指定天然記念物。島は無人島らしい。場所は 
同じく鳥羽市HPの文化財マップの該当地域  

2011年4月11日月曜日

露頭情報:No_012;鳥羽市安楽島

ここの露頭位置はハッキリしない。手懸りは三重県高等学校理科教育研究会・地学部会の「三重の地学」http://www.e-net.or.jp/user/okudam/
HPの中の「岩石・鉱物・地質」をクリックすると、「巡検報告」が開き、この第1項「鳥羽・安楽島」を開くと場所不明だが「枕状溶岩」の露頭画像がある。
2005年以降全く更新がされていないあるHPに表題だけ「鳥羽安楽島・小涌園の枕状溶岩(準備中」とあり、中身は記載されないままのものがある。この二つの「情報」から此処かな?と思うのが下記!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=342845&l=1365158

この地域の地質については(場所は異なるが)緑色岩の存在を記載しているが下記資料があるが「枕状溶岩」の記載は無い。 地質学雑誌 94(1), 19-34, 1988-01-15 には「蛇紋岩メランジェ帯としての,志摩半島,五ヵ所-安楽島構造線」(フリーアクセス)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003023887
尚、鳥羽市ではこの場所ではないが「大村島」の枕状溶岩が市指定の文化財となって居る。これについてはまた別に触れる。
尚、露頭情報の番号に特別な意味が無い。データを整理した順番に番号を付けただけです。