まくら状熔岩の露頭
枕状溶岩の露頭は日本中に実に沢山ある様です。これはあるガイドブックで「数少ない地域でしか見られない」と書かれて居たのを真に受けて、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を閲覧収集し、のんびりと歩いている素浪人が、歩いた枕状溶岩の露頭の様々な岩相をご紹介しているブログです。 素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと露頭の余りの多さを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 これまで集めた露頭情報およそ658件を順次ご案内しています。 特に提供者のお名前を記載した画像以外は引用元を記載せずにご自由にDL頂いてご利用頂いて結構です。 12月19日からラベルを活用した画面に変更しました。露頭情報・露頭画像は県単位で纏めています。
2012年3月16日金曜日
露頭情報:No496:;柏崎市米山町聖ヶ鼻
出典は柏崎市教育センター・柏崎市青少年育成センターから発行の“GALILEI”の2006年8月号に掲載されたプロジェクトK(科学技術教育班だより)。
13頁に「米山小 地質巡検」と題して「聖ヶ鼻~胞姫神社裏~田塚鼻の地層の成り立ちと土地の変化に関する考えをもたせるための素材巡検」を内容として、・米山層(西山層相当)の観察:① 聖ヶ鼻先端の溶岩の貫入と柱状節理の観察 ② 露頭上部,転石中に見られる含カンラン石複輝石安山岩の観察 ③ 水中自破砕溶岩,枕状溶岩,パン皮状火山弾,溶岩の流理構造 ④ 胞姫神社裏手の砕石場に見られる貫入溶岩と柱状節理
等が記載されています。
http://kedu.kenet.ed.jp/hp/kec/H1808.pdf
また、同じく7月号には12頁に、同じ場所だと思われますが、ワンポイント研修会「柏崎・刈羽の地質」が取り上げられています。
http://kedu.kenet.ed.jp/hp/kec/H1807.pdf
場所はこの「聖ヶ鼻」周辺だと思われます。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=371923&l=1382614
尚、この付近は2007年の新潟県中越沖地震の被災地であり、下記の現地調査報告書も産総研により公表されている。
http://cais.gsi.go.jp/Research/geoinfo/field_Chuetsu-oki.pdf
長岡技術科学大学による現地調査報告書
http://coastal.nagaokaut.ac.jp/~jisin/chuetuoki/final/3.pdf
応用地質学会による報告書。地団研の地質図が引用されている。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jseg/r_new/news/2007/chuetsuoki-rep.pdf
露頭情報:No.495:市川町下牛尾
ここの露頭は実は長い事勘違いしていて、もう思い込みで山梨県の市川三郷市を目を皿の様にして!「永通寺」を探していた。或る日、偶々姫路からの「播但線」のルートをチェックしていて、ハッと気付き、やっと兵庫県の市川町である事に気付いた次第。偶々、山梨を走りながら次々と枕状溶岩の露頭を観る事が出来て居た時期なので視野狭窄状態だったらしい。
従って、この露頭はまだ観ていないのだが、下記のウエブサイトを参照して頂きたい。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~HASSHI/simousiopillow.html
「兵庫の山々 山頂の岩石」と言うサイトで、中学校の教諭を務められた(現職?)地学のプロであるらしい。露頭の詳細はウエブサイトに譲るとして、露頭はこの付近の様です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=134.81313888569&latitude=35.006976489564
2012年3月15日木曜日
最近の桜島の噴火と爆発的噴火の推移
最近の桜島の噴火と爆発的噴火の推移です。余り古いものを掲示しても仕方が無いので、かなり買噴火回数が多かった1月分を削除しました。1月の状況はこの前の「九州の火山活動」の項を参照して下さい。縦軸は3月に空振の最近の最大値が観測されているので、これを表示する為に変えて居ません。
2012年3月12日月曜日
桜島の噴火の近況
桜島で恐らく今年一番の爆発的噴火だろうと思われる噴火が今日ありました。但し、不思議な事に爆発音は無く、瀬戸の空振計の値が229.6Paを示し、弾道を描いて飛散する大きな噴石:2合目(昭和火口より1800から2700m)まで噴出した様です。小生のグラフでは或いはこの240Paの目盛を越えた事が在ったのかもしれませんが、2月4日の181.4Paが今年の最大値だった様に記憶します。
噴火の回数は31回、爆発的噴火の回数は309回で合計340回に達しました。
グラフでご覧頂けるように1月よりも2月はやや回数が減り、今月は2月よりやや減った回数を示していますが、この長い噴火は何時まで続くのか心配です。
噴火の様々な観測等については気象庁の火山の項目を確認して下さい。
桜島の今日の大きな噴火については、噴石の到達地点を含むこの様な資料が公表されています。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/fukuoka/12m03/506_120312.pdf
気象庁の火山関係HPは下記にあります。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/volcano.html
噴火の回数は31回、爆発的噴火の回数は309回で合計340回に達しました。
グラフでご覧頂けるように1月よりも2月はやや回数が減り、今月は2月よりやや減った回数を示していますが、この長い噴火は何時まで続くのか心配です。
噴火の様々な観測等については気象庁の火山の項目を確認して下さい。
桜島の今日の大きな噴火については、噴石の到達地点を含むこの様な資料が公表されています。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/fukuoka/12m03/506_120312.pdf
気象庁の火山関係HPは下記にあります。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/volcano.html
2012年3月11日日曜日
東日本大震災 NASA 衛星画像特集
3月11日の東日本大震災に関連して、NASAの“Earth Observatory”の画像集で震災関連の画像のUPが続いています。下記には北上川河口付近の、震災前、震災直後、そして最近の衛星観測画像が紹介されています。疑似カラー画像なので慣れないと観難いかもしれませんが、クリックすれば1-5MBの大きなファイルサイズの画像が閲覧できます。DLは自由です。画像の教育目的利用については条件無く利用可能ですが、商業利用は禁止されています。
http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=77379
下記には、震災直後の陸前高田のやはり衛星観測画像が有ります。此方はクリックで12MBのファイルサイズの画像が閲覧出来ます。こちらは自然色でしょうか。
http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=77329
露頭情報:No.494;市川三郷町 四尾連湖
出典は千葉大学教育学部研究紀要に掲載された論文「閉塞湖の存在条件に関する研究」この論文中に、「確定した訳では無いが近くには枕状溶岩の分布が有る」との記載有
甲府地域の地質13頁に「四尾連凝灰角礫岩層:四尾連湖周辺に発達し、両輝石玄武岩・・稀に枕状溶岩を形成」とあるので、間違いないらしいが少なくとも湖の周囲にはそれらしい露頭は見られない。少々甘く見てこの湖の観察時間に余裕を持たなかったので湖の周囲をさっと回っただけなのだが、見付けられなかったので、再訪するしか無さそう。「峠に岩壁が在った様な気がする」とは、出会った人に聞いた情報。崩壊地形に形成された湖だと考えれば、湖の周囲と南側尾根を歩いたのは失敗で、四尾連峠から大畠山方面を歩くべきだったかもしれない。
湖の直ぐ傍までは車で行けるが駐車場は有料。市川三郷には枕状溶岩が広く分布している。崖を見たら要観察である。http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353147&l=1383102
下の図は、南側尾根に在る崩壊寸前の神社付近に在った凝灰角礫岩。他にも斜長石の斑晶が目立つ岩石露頭が在ったが、形状は枕状を示していない。
露頭情報:No.493;松江市島根町加賀
加賀の潜戸への観光船の乗り場から東側を望むと何やら新しい施設が海岸に作られている。その北側に枕状溶岩の露頭が在る。施設内に入れないだろうから露頭には近寄れない可能性が高い。
これも、出雲地方のジオパークの案内書に記載されている。表題は「桂島」ポイント4です。
No.492のデータから移動して下さい。ジオサイトの位置情報にもその公共施設らしい建物は書かれていません。私は観光船の岸壁に三脚を置いて望遠レンズで撮影しました。
ラベル「島根、露頭情報」から入って頂ければこの露頭の画像が4枚あります。波打ち際の枕が小さいですね。左側の色の濃い部分にも小さな枕が見えます。
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