2010年10月9日土曜日

島根県松江市加賀浜(2)

枕状溶岩は港からかなり離れた場所に在るのと海に面していてその入口附近に施設があるので近寄れそうに在りません。そこでこの露頭の画像は「加賀の潜戸」の遊覧船が出る埠頭から望遠で撮影したものです。

2010年10月8日金曜日

島根県松江市加賀浜(1)

島根県松江市から日本海に出た処に「加賀浜」が有ります。地質学的にはここの「桂島」にあるドーム構造等が有名なのだけれど、地質ニュースの1983年10月号の表紙を「桂島対岸の枕状溶岩」が飾っており、小生の枕状溶岩データベースのNo.093に登録している。2010年8月末に山陰の旅の途中に此処を訪れたのだが、「加賀の潜戸」の遊覧船が出る事に気付いてこれを優先し、桂島と島に渡る橋の附近を調べる時間を失ってしまった。
この画像はDB No.793加賀湾東岸の枕状溶岩として登録したもの。桂島対岸とするには島から少々離れており、出雲地方のジオサイトに記されている「桂島と加賀湾東岸」から地質ニュースに記載されたものとは取り敢えず別物として登録している。この画像と地質ニュースの表紙を飾った枕状溶岩の表情が一致しないので、何れもう一度今度はゆっくりと時間を取ってこの附近を確認するまで別物として扱う事にした。
現状では下水処理場の防波堤に隠された部分に表紙を飾った部分が在る可能性は否定しない。

2010年10月7日木曜日

鴨川市八岡海岸(38)

八岡海岸から上の道路に出て青年の家の裏口方面に進むと「貝渚」地区に「八岡」バス停が在ります。この附近から湾内を眺めるとこの様に枕状溶岩の岩礁が直線的に並んでいるのが見えます。この地域の画像はこれで終ります。次は松江市の加賀浜にある「枕状溶岩」の露頭です。もう一つのブログ「岩石と土の表情」では丁度この地域の画像を紹介しています。

2010年10月6日水曜日

鴨川市八岡海岸(38)

八岡海岸の漁港側から上の道路に抜ける道が有ります。その石の階段をゆっくりと登っていましたらこの堰堤の石積み風景が現れました。枕状溶岩の形状が沢山見られます。右側に見えているのはL字ブロックですから、この隙間を埋めて補強するのでしょう。残念ながらこの枕状溶岩は姿を消す事になりそうです。

2010年10月4日月曜日

鴨川市八岡海岸(37)

八岡海岸周辺の陸上部には他にも枕状溶岩が分布している。これらの分布図は鴨川市立鴨川中学校科学クラブ原図の「鴨川漁港周辺の地質」を一部改変したものが巡検案内に採用されている。これは藤村附近の民家への階段脇である。

2010年10月3日日曜日

鴨川市八岡海岸(36)

八岡海岸には様々な岩石がある事は既に書いたがこれは蛇紋岩。蛇紋岩はかなり多い様だ。私は枕状溶岩ばかり見ていたが同行の皆さんはかなり美しい表面構造の蛇紋岩を採集しておられた。少し周りを広く見渡す目を持たなくてはいけないようだ。