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2011年4月17日日曜日

露頭情報:No.018;焼津市小浜地区

地名と実際の位置が一致しない例が在って最初はかなり戸惑った。「小浜」と言う地域はかなり広い地域を包括しているのらしい。場所は此処! 


初めて虚空蔵山の露頭を歩いた時に、通りかかったタクシーに、用宗の海上橋附近に在ると聞いた「大崩」の露頭へ行く序に、立ち寄って頂いた。幸い、この運転手さんが以前にも何処かの大学の巡検らしい一行を乗せた事があったので、おぼろげな情報だったのが詳しく教えて頂いた。遥かな昔に「海洋牧場」と言う観光地を作っていた場所で、「地主が少々煩い」と言う噂があって駐車スペースは無い。トラブルが偶にあるらしい。運転手殿に教えて頂いて、旨く露頭に取り付く事が出来たのは幸いだった。道路もそれ程余裕が無く駐車しずらいし、私有地ばかり。これは県道416号にある喫茶店からの眺め。反対側には直ぐ下の「竹の子岩」を見る事が出来るが、それは別の整理番号に分類している。
この日は此処から望遠レンズで防波堤の大岩と一番奥の崖を望遠で捉えてみた。最初にこの地を訪ねた時は赤い屋根の側にタクシーを止めて頂き、横の空き地を崖の側まで行き、崖に沿った小さな階段から奥の露頭に取り付いた。文献は、手に入り難いのだが、「静岡地学 第41号:大崩海岸の枕状溶岩」2010年12月31日から1月14日まで15枚の画像をご案内している。

2011年3月20日日曜日

焼津市用宗大崩海岸(6)

この附近にもやや円弧で構成された部分が僅かに見えるのだがどうなのだろう?画面右下附近が思い込めばそのようにも思える。
この場所はこのくらいで辞めておきましょう。

東北関東大震災の動きを追って驚愕の毎日を過ごしていたので、此方の画像のUPを出来なかった。これまでに57箇所ほどの枕状溶岩露頭をご案内して来たのだが、先週と今週は露頭を歩く予定が駄目になってしまって、更に当分それどころでは無い状況になってきましたね。画像を整理していたらこれからご案内出来る露頭画像が意外と少なくなっていて少々慌てています。残念!ブログが2年持たないかもしれない!
明日からは東京都日出町の「かもしれない」露頭附近をご案内しよう。但し、これまでの様な朝一番のUPは出来そうには無いのでご了承を!

2011年3月11日金曜日

焼津市用宗大崩海岸(5)

3度目の正直?トンネル傍の狭い駐車場に車を止めて眺めていたらこれまでは観察していなかった場所に崩落後が見えた。此処にもやや丸みを帯びた形状が見える。或いはこの附近の崖全体が枕状溶岩やハイアロクラスタイトや塊状溶岩の堆積なのだろうか?
何れにせよ、観察には適した場所ではない。

2011年3月10日木曜日

焼津市用宗大崩海岸(4)

これは海上橋の下で波にもまれていた転石。手前の面にちょっぴりそんな雰囲気の部分が見える。特に手前の面の左角附近。

2011年3月9日水曜日

焼津市用宗大崩海岸(3)

二度目に此処を訪問した時に、前の画像のやや下に在るシルの様な部分を写してみた。黒い横方向の地層(シル?)上部の画面右手の方がそれかもしれない。

2011年3月8日火曜日

焼津市用宗大崩海岸(2)

モルタルを吹き付けた部分が大きく崩れている。初回訪問時に、兎に角崖の地肌が見える部分を手当たり次第に撮影しておいた中の一枚。
画面上の方画それだろうか?と思うのだが、この頃使用していたカメラは望遠性能がやや物足りなくて確信が持てるほどの解像度が無い。

2011年3月7日月曜日

焼津市用宗大崩海岸(1)

大崩海岸には枕状溶岩が在るとの情報は結構在るのだが、実際にどれが枕状溶岩の露頭なのか?よく判らない。場所が場所だけに海上橋から崖を眺めるだけで、とても崖に近寄るなどと言う事は出来ない。静岡大学の学園祭の展示画像を見るとこの海岸線附近の様に思えるのだが、崩落した瓦礫ばかりでとても確認できない。この場所には結局3回言っているのだが確信が持てない。「それらしい」崖や転石を見て頂く。

2011年1月14日金曜日

焼津市小浜地区(15)

この地域の最後の画像は奥の岩壁の状況です。ここも前の画像に続く岩脈が見えます。用宗海岸から虚空蔵山までのこの地域の岩壁を船から観望してみたいものだと思いながら、一人じゃとても費用が負担出来ないだろうと諦めています。明日からは山梨県富士川町鹿島にある富士川の河川敷にある露頭をご案内しましょう。

2011年1月13日木曜日

焼津市小浜地区(14)

最初の遠望画像や(3), (6)辺りの画像の下から上を見上げたもので、上の方に斜めに岩脈が入っています。この場合は枕状溶岩の堆積面に平行でも無いので「シル」とはいえないのでしょうね。雑草の生え方と少し明るい色でお判りになると思います。
この地域の画像はもう一枚、奥の岩壁をご案内して終わりです。次は、焼津の「虚空蔵」海岸をと思ったのですが、画像数が実に多すぎて整理出来ていないし、余りにも有名な場所なのでこのブログが終わる時に(画像データの限界)まとめてご案内する事にして、山梨県に移動する事にしました。

2011年1月12日水曜日

焼津市小浜地区(13)

前の画像の少し上の拡大画像です。やや被っています。

2011年1月11日火曜日

焼津市小浜地区(12)

前の画像の一部分を拡大して見ました。一つの枕状溶岩の様でも在り別の溶岩との重なった状態の様でも在り、興味深いものです。何処まで枕状溶岩の構造か?冷却節理はどう走っているか?チェックしてみませんか?

2011年1月10日月曜日

焼津市小浜地区(11)

これは比較的小型の部分。中央やや下側の一個は面白い形に垂れ下がっています。余程柔らかかったのか?後から上に積み重なった量が大きくて無理やり変形されたのか?こんな画像を手元において酒を飲みながら堆積した順番を考えて居ると、ついつい呑みすぎて眠くなってしまいます。

2011年1月9日日曜日

焼津市小浜地区(10)

前の画像と似たような大きな枕状溶岩が並んでいますが、少し並び方が異なりますね!この傾きや大きさをキチンとマッピングすれば、少なくともこの部分の溶岩がどの方向から流れて来たか?判る可能性がありますが、・・・
枕状溶岩は興味深いテーマの宝庫です。

2011年1月8日土曜日

焼津市小浜地区(9)

この地域でもやや大ぶりの枕状溶岩が傾いている部分です。スケールが無くて申し訳有りませんが、画面にある雑草で大きさを類推して下さい。

2011年1月7日金曜日

焼津市小浜地区(8)

この部分は何故かこの様に縦に亀裂が入り数mに亘ってこの部分が抜け落ちていますので、両側から見る事が出来る様になったものです。この時は時間に余裕が無くて亀裂の破面を良く観察する事が出来ませんでしたが、断層と言うほどのものでは無さそうでした。

2011年1月6日木曜日

焼津市小浜地区(7)

前の画像の直ぐ裏に何故か細く切れ込んだ部分があって数mほどの幅で枕状溶岩の断面を観察出来る場所ばある。この画像は裏側。一つ一つを確認しながら形がどう変わっているか見るのも面白いかもしれないと思いながらそのままになって居る。

2011年1月5日水曜日

焼津市小浜地区(6)

この画像と次の画像は実は一体であり表裏の関係にある。でもとてもその様に思えない岩相である。スケールが無いので左側の階段をスケール代わりにして下さい。

2011年1月4日火曜日

焼津市小浜地区(5)

前の画像の大きい方の岩を拡大して見ました。やはり右上から左下へ流れる溶岩の層がその対角線よりもやや上の部分で全く角度が変わっていますね。画像のやや明るい辺りで下側の層がやや曲線を描いて上方へ方向を変えて居る様にも見えますね。

2011年1月3日月曜日

焼津市小浜地区(4)

防波堤の二つの大岩は両方共に枕状溶岩が見えるが、手前の大きい方は途中で枕状溶岩の堆積方向が変化して居る様に思える。この小浜海岸を真ん中にして北の海上橋附近の断層地帯から南の焼津市虚空蔵の山まで、勿論、前のご紹介の「竹の子岩」も含めて殆どが枕状溶岩らしい。大きい方はもう少し拡大して見る事にしたい。
道路沿いの露頭を探したが残念ながら発見出来なかった。恐らく崩壊地形なのでアースアンカーを打たれてしまっているのだろう。

2011年1月2日日曜日

焼津市小浜地区(3)

前述の喫茶店の窓から望遠レンズで捉えた崖の枕状溶岩の状態。双眼鏡があれば充分観察出来るとも言えないか!画面中央部の雑草の生えている場所に注目すると貫入岩脈:シルが入って居る様にも見える。これだけ崖の断面がばっさりと切れているのは、考えを変えると冷却節理が多すぎて少しでも崖から飛び出した部分は恐らくどんどん重力に逆らえなくて落下していくのだろうとおもってしまう。