2011年7月26日火曜日

丹沢湖玄倉のピカピカの露頭_37

露頭情報:No_121;大社市鷺浦

「大社地域の地質」10-25及び53-56頁を参照「Ⅲ.2. 成相寺層  流紋岩 53頁 第Ⅰ図版 水中に噴出した成相寺層流紋岩熔岩とその水冷破砕構造 基底部は水冷破砕が著しいがその上では塊状熔岩」
場所は下記。残念ながら此処は回る時間が無かった。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352636&l=1324117

2011年7月25日月曜日

丹沢湖玄倉のピカピカの露頭_36

もう数枚、似た様な岩層の岩体の姿を見て頂く。

露頭情報:No_120;平田市猪目海岸

1/50,000 「大社地域の地質」を参照。「Ⅲ.3. 牛切層 流紋岩 21頁 第18図 水冷破砕された牛切層安山岩熔岩:岩片や基質はガラス質, 23頁 第22図 猪目東方海岸に見られる牛切層流紋岩の産状  24頁 第23図 猪目海岸の牛切層流紋岩のローブの断面 滑らかな閉曲線を描く 57/58頁 第Ⅴ&Ⅵ図版 牛切層の流紋岩枕状溶岩 枕状溶岩ローブ」とある。場所は湾の東側。西側は大きな洞窟が天然記念物。 
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352631&l=1324240
2010年夏に此処を歩いたが、残念ながらもう少しの処で水位が高く、砂浜から先に行けなかった。どうやら此処は画像を紹介するのを失念していた様だ。この突き出した部分は泳がないと行けないのだが、この先の辺りがいい露頭かなと思っている。流紋岩の隙間にはメノウが生成していて美しかった。念の為地質図の記載を少し引用する。
「猪目から河下にかけて分布する流紋岩(第20図)は、それが水中に噴出した事をものがたる見事な産状を示している。(第21、22図)。すなわち、水冷安山岩溶岩の上にガラス質軽石様岩片に富む火山角礫層、枕状溶岩、枕状溶岩片、ハイアロクラスタイトに富む層、正常級化または逆級化し成層した火山角礫層が順次重なる。
 基底部の火山角礫層中の軽石様岩片は気孔に富み、ジグソーパズル様の割れ目が発達する。枕状溶岩は舌状の塊状溶岩から漸移する(第22図,第 V 図版).枕状団塊はガラス質で径数10cm内外(第 V 図版).内部に放射状節理が(第 V 図版),表面には流動方向に延びたしわと節理が認められる(第 V 図版).
しわは特に枕状団塊と枕状団塊の間のくびれで明瞭である.節理はそれとほぽ直交する方向にもあり,あたかも熱した飴をひきずるようにその割れ目を境に分断された枕がくびれを作りながら前方にせり出している例が多い(第 V 図版).枕と枕の間にはガラス質の破片がつまっている.
枕状溶岩とその上の枕状溶岩の破片やハイァロクラスタイトの中には最大径5~6m位のガラス質溶岩の塊が認められることがある(第21図).その根元は見えないが,恐らく溶岩から分岐し浅所貫入してきたいわゆるロープであろう.主体は流理の発達したガラス質流紋岩(第 V 図版)でそれを厚さ1~1.5mの黒色真珠岩の皮殻が取り巻く(第23図,
第 V 図版).内部のガラス質流紋岩のうち縁辺部の幅50~60cmのところでは径数mm~20cmのめのうに充填された気孔が多数認められる.ロープの延びの方向と直交する断面で流理を見ると外形に平行な閉曲線をなしていることが分かる(第 Ⅳ 図版).
枕状溶岩の破片やハイアロクラスタイトを主とする層は枕状溶岩と漸移関係にある.また,これに童なる正常級化又は逆級化した層は,火山角礫一火山礫を主とし淘汰が悪く,細粒物や異質物をほとんど含まないことから,直下のハイア回クラスタイトや枕状溶岩片などが移動・再堆積したものだといえよう.」

露頭情報:No_119;出雲市日御碕追石鼻

「島根の自然をたずねて」の41-49頁を参照。小生はうっかりこの場所を通り過ぎてしまって露頭を歩いていないのだが、図5-4「追い石鼻から笹子にかけて細粒化する流紋岩火砕岩の岩相変化」
に掲載された追石鼻の柱状図最下部に「枕状溶岩」の記載がある。日御碕は小さな柱状節理が織り成す岩壁の風景が見事な場所。 「島根の自然をたずねて」の前述の図には、「追石鼻周辺の枕状溶岩②と赤石鼻岬-笹子島間の海岸道路③」と書かれているので、周遊道路があるのかもしれない。 場所は下記。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352505&l=1323726

2011年7月24日日曜日

露頭情報:No_118;松江市佐波港

「島根の自然をたずねて」の30-37頁に、関連記載がある。また、1/50,000「境港地域の地質」の高渋山層に関する資料を参照。(P25-30 + 第Ⅱ図版参照)但し、此処に行く道路は狭い。現在は少しは改良されたかもしれないが、山陰を訪ねた時の訪問予定地だったが、道路が狭くて離合に苦労したので諦めて飛ばしてしまった。山陰には良い露頭が多いのだが道路が難点。船で海岸線を回れる場合は利用をお勧めする。(加賀の潜戸の観光船は素晴しかった)港の西側の防波堤の先らしい。(佐波経由笠浦へ行くバスが有るらしいから私は道を間違えていたのかもしれない)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353440&l=1330358
この佐波港附近のちしつについては松江地域のジオサイトとしてpdfファイルで「佐波海岸の海底火山」と言う親切な資料が公表されているのネットで検索する事。此処まで行くのなら序に「笠浦海岸のいろいろな火砕岩」と言う資料も探すと良いと思うよ!何れも島根大学のジオパーク関連資料。「山陰・島根ジオサイト 地質百選」から入れば何れもA4印刷に適したpdfファイルが入手可能です。
http://www.geo.shimane-u.ac.jp/geopark/geosite.html

露頭情報:No_117;三好市京柱峠

資料は「徳島県祖谷川上流地域の御荷鉾帯と秩父帯 地質・地形の総合的研究」。徳島大学総合科学部自然科研究(2007)の47-64頁に掲載されている。場所はこの附近らしい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=334927&l=1335143
日本地質学会の1999年の論旨集に「現地性緑色岩含有層に伴われる赤色頁岩の起源について:後期白亜紀牟岐累層を例として」に簡単に触れられている。 阿波学会紀要 第53号(2007)第1-12頁の論文「徳島県祖谷川上流域の御荷鉾帯の地形と地質」の第2頁には「塔丸北斜面から名頃-菅生のオコヤトコ北方から京柱(きょうばしら)峠として画像が有り、第4頁の図2「御荷鉾緑色岩体(京柱峠林道)、C;京柱峠として枕状溶岩の画像も含まれている。