2010年2月2日火曜日

福井県南越前町河野大橋附近(2)


日本海沿岸には実に多くの場所に水中に噴出した溶岩や火砕流堆積物が存在します。多くは日本海拡大期の頃に噴出したものでしょうが、付加体である場合も多い様です。今回の旅は糸魚川で日本海側に出て、若狭湾のとば口までが日本海に沿ったコースでしたが、糸魚川周辺も海底火山の情報を沢山手に入れる事が出来ました。若狭湾の中心部の枕状溶岩は、少々欲の皮が張りすぎてコースを選択した為に、時間的制約が多くて廻る事が出来ませんでした。元々、1日掛けて観察してみたい場所を橋の上から望遠レンズで撮影して終わりなんていい加減な観察をしている状態ですから良い観察が出来る筈はありません。でも、経済的な制約も大きく(平たく言えば貧乏なので)そうそう全国に恐らく1000箇所以上も在るだろう露頭を全て回る事、そしてしっかり時間を掛けて観察する事は出来そうにはありません。

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