2010年3月28日日曜日

群馬県桐生市トンビ岩周辺(15)

吾妻山の登山は市民にとても親しまれている事は既に書きましたが、それは一つにアクセスの良さと、足場になる駐車場がある事が上げられます。勿論、私の様に外から訪れるものにはJRの駅からでも歩ける範囲内ではあります。これは、枕状溶岩かどうかは判りませんが、この附近の石垣に使われている比較的大きな円礫にはこの様に少し平らな枕状溶岩の様な形をしたものが多いな!と思って写しておいたものです。以前、武蔵五日市附近を歩いていたらやはりこの様な石垣がありましたが、お聞きすると「この形の円礫の石垣は群馬産だよ」と言われた事があります。
山口県の美祢市では石垣の石に石灰岩が使われていましたし、横須賀では房州石に似た大きな軽石が含まれた凝灰岩が使われていました。竹橋の東京国立近代美術館附近の石垣はには円形に分布した気泡を含むものがあり、真鶴石だそうですが、石垣の石の観察も興味深いものですね。

0 件のコメント: