2010年11月3日水曜日

西伊豆町一色(1)

堂ヶ島に近い仁科川を少し遡ったといってもまだ山中と言う雰囲気では無い「一色」の集落から東に延びる支流に沿った林道の川沿い(左岸)にほんの少し遡った所に、少々風化が進んだ枕状溶岩の露頭がある。これは2009年年末の画像。
伊豆半島の火山を巡るには、最近出版されてネットでも入手し易くなった静岡大学の小山真人教授の「伊豆の大地の物語」がある。此処の露頭についても「第一章 仁科・湯ヶ島層群の時代 3.海底の溶岩流」(16-17頁)として紹介されている。一読をお勧めする。
静岡県には枕状溶岩の露頭が数多く在り、美しい景観を形作っている。画像が多くて資料の整理が進んでいないのだけれどこの際暫く静岡県の枕状溶岩露頭を続けて見たいと考えて居る。

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