2012年3月11日日曜日

露頭情報:No.491;津軽半島尾別川水系馬坂沢


出典は地調月報 第46巻 第7号に掲載された「青森県津軽半島中西部の新第三系の層序と放散虫・珪藻化石」
論文の長根層南部の記述(345頁右半)に「(2)南部:大部分が黒色の塊状堅硬緻密な玄武岩であり,しばしば柱状節理が発達する.一枚の溶岩の周縁部ではしばしば自破砕状であったり,発泡していることもある.岩石中の気泡には白色の二次鉱物が充填していることがある.尾別川上流の馬坂沢では枕状溶岩が認められた.そこでは断面の長径が約1mの枕状溶岩が積み重なってできた厚さ約2mの層と,厚さ約2mのスコリア層が交互に累重している。」
と記載されている。長いこの沢のどの付近に在るかは不明なので、沢の位置を示す。但し、342頁に示された「25」ルートマップと次頁の柱状図から判断して、この付近の可能性は高そう。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=405907&l=1402834

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