2012年7月20日金曜日

露頭情報:No.558;渡島半島北西部 島牧村 国道229号線 栄浜~白糸 海岸

出典は「原歌および狩場山の地質」。この「Ⅴ新第三系中新統 Ⅴ.6 オコツナイ層」。5頁にこの付近の模式柱状図が示されている。「オッコナイ層」だけでなく、前後の地層に水冷破砕岩が多く分布している。面白そうな地域。
次の露頭情報で述べる「真駒内川火砕岩層」の柱状図や枕状溶岩のスケッチが素晴らしい。流石、北海道立地下資源調査所勤務時代の山岸宏光氏と黒沢邦彦氏の調査報告書!
19頁の第14図「玄武岩質枕状溶岩,輝石安山岩質および角閃石安山岩質-石英安山岩質水冷破砕岩(オコツナイ層),礫岩(榮浜層)およびかんらん石玄武岩溶岩(穴床前熔岩)のルートマップ(榮浜トンネル~白糸トンネル間)」が記載されている。
白糸トンネルの位置がやや異なる様なので現地では注意が必要か?下記で図示した場所から西側の海岸線。 次の露頭情報や、出典の26頁の「賀老の滝」付近のスケッチも参照下さい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=424009&l=1395244

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