2011年3月30日水曜日

東京都日の出町大久野(10)

前の画像のカーブ標識より坂の下り側を拡大して撮影した。

2011年3月29日火曜日

東京都日の出町大久野(9)

道路右側の露頭。判り難いがこの部分も玄武岩の枕状溶岩だろうと思う。滑らか過ぎる切削面も判断に困るが、この程度に凸凹にされるとこれも判断に困る事になる。急カーブの蛍光色標識のやや右側に縦の輪郭が見えるので間違いないだろう。

2011年3月28日月曜日

東北太平洋沖地震:6;このデータをどう読みますか?

気象庁が最近公表したデータの中に興味深いものが在ります。
今回の「東北太平洋沖地震」の第28報です。コピペでご覧下さい。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/25b/kaisetsu201103251730.pdf
全文で21頁ですが、その15頁から18頁附近をご覧頂きたいのです。本震前後の地震活動状況が、マグニチュード別に3枚のグラフで表示されています。黒実線で示された「a領域」の地震が時系列に表示されていますが、何故か? 今回のフリップが発生した領域がその領域から外されています。18頁のマグニチュード6以上の図には、1年前から大型のしかも浅い地震の記録があります。
経験工学的な地震予知研究において、何故この様な地震が見過されてしまっていたのか?近代地震学の歴史が100年程度でしかないのに、1000数百年前の大津波の記録を読み解けないのと同様に、このデータは1000年後の日本において(その頃は、日本全土が放射能汚染で人類は生存していないかも知れませんが)「参考」になるのでしょうか?
素人の小生にはなんともコメントのしようがありませんが、皆さんはこのデータをどのように読み解かれるのか?明日は早朝から静岡方面への出張の為、ブログの更新が出来ないかもしれません。

東北太平洋沖地震:5;地球を3時間で回る地震波

京都大学防災研究所地震予知研究センターの今回の地震に関係する情報には、小生の興味を引くテーマがかなり多い。
下記はそのHP内の地震特集>ひずみ地震動 のコーナーですが、「ひずみ地震動」が東から西へと伝わっていく様子が描かれています。
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/events/110311tohoku/morii/index.html
上記を開いて6枚目の画像が、地球を何周もする表面波のひずみ地震動記録だそうです。3時間+αで1周している様です。関西の逢坂山観測点でのデータです。
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/events/110311tohoku/morii/rn_osk2.pdf

東京都日の出町大久野(8)

県道31号線(秋川街道)を青梅方面に二ッ塚峠方面に向かうと、地質図の水口ユニットの採石場跡地の工場前を通り、急な左カーブに差し掛かる。
この画像は、庭と道路の境界にチャートが在る民家の前を過ぎてほんの少し先の道路左側の露頭。その先には道路右側にも低い玄武岩の露頭が続く。

2011年3月27日日曜日

東北太平洋沖地震の情報:4 揺れの継続時間

25日に気象庁から「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震時に震度計で観測した各地の揺れの状況について」と言う資料が公表されています。五戸町から横浜までの震度5以上の地域で、震度4以上を観測した時間が130~180秒で記載されています。12頁のデータです。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/25a/kaisetsu201103251030.pdf

今回の地震では、防災科学技術研究所から岩手県から千葉県までの地震波形の相違が公表されています。これはこれで大変興味深いのですが、地震波形と実際の体感した揺れとの関係が疑問でした。
私は手賀沼に近い(古墳時代には手賀沼が広がっていた筈の)低湿地に在る公園を散策中でしたが、実にゆっくりと大地がうねり、マダ動いている、マダ揺れていると大変に長い時間をずっと感じていた様に思いました。

防災科学技術研究所の資料は、ホームのメニューから3月24日の情報公開から強震動の項に移動すれば波形が有ります。。但し、このブログを公開した時とは少し異なる頁構成です。
http://www.kyoshin.bosai.go.jp/kyoshin/topics/html20110311144626/main_20110311144626.html
東北関東大震災関連の情報については"All311"東日本大震災協働プラットホーム”がとても便利です。

東京都日の出町大久野(7)

蛇紋岩をもう一枚。我々がこの露頭に着いた時には、かなりハンマーで叩いたような雰囲気で、この様に比較的新鮮な表面が見えていた。坂道のやや下には、かなり目立つランドマークが在るので、行けば アアこれがそのランドマークかとお判り頂けると思う。坂を登ってそのランドマーク(?)が見えたら直ぐ目の前の右側の崖が蛇紋岩露頭です。