2009年12月1日火曜日

長野県上田市霊泉寺(6)

これは転石なので、ここで取上げるのは筋違いかもしれないとは思うのですが、形状が見事に枕状溶岩の特徴を示しているので敢えてご紹介します。取上げる理由は表面に大変大きな斑晶(斜長石?)が見える岩が枕状溶岩の特徴を示す形状をしている事にあります。スケールの10円硬貨は23mm。斑晶は恐らく斜長石だと思いますが、溶岩にこれだけ大きな斑晶が出ると言う事は珍しい事だと思います。箱根溶岩でも斜長石の斑晶が見られるケースもある様ですが、これはかなり大きい部類に入るように思います。崖の露頭が既にご紹介したとおり、表面を詳細に確認出来なかったのが残念です。尚、別にやはり小型の細長い転石ですが、斑晶が全く入っていないものも有りましたので、その画像も別にご紹介します。

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