2010年7月22日木曜日

銚子市古銅輝石安山岩(2)

昨日の画像と良く似た画像が昨年9月19日の「うぐいす谷温泉」の項目に2枚あります。水底を流れた溶岩がその下の堆積層と接触している部分です。陸上を溶岩が流れた場合には下部層との境目に気泡の目立つ層がありますが、水底での接触部には気泡部分は原則としてありません。今日の画像は下部層との接触部ではなくて溶岩の表面を示しています。場所は銚子の観光スポット「銚子ポートタワー」近くの川口町にある「銚子古銅輝石安山岩保存公園」。港湾工事で露頭が消滅する為この場所に移設されたものです。現在はこの先の防波堤の脇に所々露頭がある様ですが危険なので、干潮時に長崎鼻で観察する事をお勧めします。

参考用に以前浅間山隣の高峰山登山道で見掛けた陸上溶岩の断面をご紹介しておきます。溶岩層の下に発泡した部分が良く見えます。

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