2011年3月5日土曜日

十谷温泉大柳渓流公園(9)

前の画像の転石の一部接写で拡大したもの。紫色の玄武岩の中心部を見て頂きたい。10円硬貨の直ぐ上に丸い窓が開いている。周辺を沸石か方解石で囲まれているが、窓の中に溶岩の先端がひょっこりと開いている。枕状溶岩が流れながら、供給が追い付かずに空洞が出来てしまって、マア、溶岩洞窟のミニチュア版とでもしますか!後から流れて来た溶岩が此処まできて冷却されてこの細い部分を通り抜ける事が出来なかった。
面白い構造である。綺麗に取り出すことが出来れば、本棚に置いて酒でも飲みながら鑑賞したい代物だった。

コメントを頂戴しました。このブログを始めて1年半程になりますが、初めて嬉しいコメントでした。
ナルホド、コメントを頂いて改めてこの溶岩片が欲しくなりました。でも両手で振るう程の大ハンマーを持ち込まないと取れそうに無かったのが残念です。

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