2011年4月1日金曜日

露頭情報:No_002;椎葉村鬼神野溶岩渓谷

データと画像の整理が済んでいないものが多く、この所東北太平洋沖地震のデータ収集と、もうひとつ房総半島の「房州石」(⇒「岩と土の表情」ブログをご覧下さい。http://iwatotsuchi.blogspot.com/ )関連の情報収集に駆けずり回っている為に、暫くは枕状溶岩の露頭情報を続ける事にしました。自分で撮影した露頭画像は無いけれど、容易に画像は見る事が出来るだろうというものを選択してご紹介しようと考えます。1年はこれで続けられる!!
今回は、宮崎県東臼杵郡美里町南郷区鬼神野阿切の「溶岩渓谷」です。
基本文献は「1/50,000 地質図 椎葉村地域の地質」Ⅲ.2.2. 神門層  15頁 第9図:神門層柱状図 17頁 第11図:神門層の枕状溶岩の柱状図,阿切  第Ⅱ図版:神門層の枕状溶岩,阿切, 第Ⅲ図版:長い尾を引いた玄武岩枕が記載されている。
簡単に入手可能な文献としては地質ニュース 1996年12月号(508号)のpdfファイルが手に入る。45頁。下記アドレスをコピペして下さい。何故かこの無料のブログでは直接リンクが出来ません。
http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1996/12/96_12_08.pdf
この地域の地質構造などについては下記の地調月報も参考になります。
http://www.gsj.jp/Pub/Bull/vol_31/31-02_02.pdf
画像は下記に鮮明なものがあるので参照して下さい。解説もあります。
http://moyo2006.web.fc2.com/jupia/jupia8.htm
場所はこの附近らしい。地元では有名な場所なので判る筈。地図閲覧サービスです。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=322440&l=1311513
110403_追記:直接的な記述は無いけれど、この附近の地質に関しては、鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学)No_25,53-68,1992. 宮崎県神門地域西方における四万十累層群の地質と構造」や九大演報 69,31-53,1993「九州四万十帯大河内地域の地質」等もある。但し、異なる大学だが著者は同じ。

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