2011年6月29日水曜日

No_088_長崎県面高半島西部

基本文献は「九州大学理学部研究紀要第16巻2号:長崎県西彼杵半島面高に分布する枕状溶岩の組織と化学組成」この露頭に関しては「地団研」と言う少々取り付き難い団体の「地団研専報」第33号の53-67頁に田島俊彦氏が「長崎県西彼杵半島北部~東彼杵地域における火山層序」-特に枕状溶岩とハイアロクラスタイトについて-と言う報告が記載されている。
地団研の資料は関係者以外は入手し難いが、産総研の図書室では閲覧出来る。この報文には詳細なスケッチが含まれている。
但し、先に挙げた九州大学の論文では、田島の述べた層序に異論を唱えている。特に152頁以下を参照の事。枕状溶岩は比較的広い範囲に分布するので、必ず上記文献を読んでから露頭に行く事をお勧めする。

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