原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年6月18日月曜日
露頭情報:No.546;日高町 岡春部川上流
北海道は地質調査がかなり早い時期に一斉に実施されていて殆どの場所の地質図が公表されている。勿論、地質図幅そのものはかなり縮尺の粗いものなので、詳細はネット上では掴み難いが、解説書は全文ネットで公開されている。
そんな訳で、北海道の枕状溶岩の露頭のリストは数が桁外れに多いのだが土地勘が全くないのでアクセスが良いのか悪いのか全く判断が出来ない。
北海道は、札幌の地下鉄、NTTのシールドトンネル、石狩川の下水トンネルぐらいしか歩いていない。しかも冬の季節で、露頭を歩くどころの状況では無かった。
この露頭情報は当時の北海道立地質研究所の「日高地方の地質」。この「 Ⅳ 日高類層群 Ⅳ.3.沙流川層 B層」の項には「岡春部沢には本層を構成するスピライト質枕状溶岩の見事な露出が見られる。・・暗赤紫色の不規則な管状体が積み重なった・・短径約35cm,長径約85cmほどの扁平な楕円形」と記載されている。
場所は、岡春部川の上流と思われるがどちらが記載された沢か不明なので、沢の出会い地点を示しています。http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=424943&l=1422916
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