桂川が上黒田でΩを上下逆にした形で折れ曲がった一番下の付近の左岸にこの露頭が在ります。左岸側の畑側はイノシシ除けのネット等があり近付けず、道路から降り易い右岸側から遠望するか、長靴の深いものを履いて渡河するかです。
尚、花脊峠を通る国道や芹生峠からの道路は急傾斜で車のすれ違う余地が無いので、坂道でバックで待避出来る自信の有る方以外にはお勧め出来ません。
岩の表面を清水が流れているので、光の当たり具合ではかなり見難い露頭です。写真は偏光フイルターを利用しています。
右岸側の河床ではハイアロクラスタイトが観察出来ます。花脊峠からの道路沿いにはチャートの露頭が幾つかありますが、車の離合を考えると観察している余裕は在りませんでした。
参考文献は「四ッ谷地域の地質」18頁 第11図に「京都府京北町上黒田附近のルートマップ」が記載されています。記載された露頭よりやや下流側にあります。記載された露頭ではチャートは見えますが、玄武岩質枕状溶岩は雑草に隠れて見る事は出来ませんでした。
小生のデータNo.263 ウオッちずの座標は下記
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=351220&l=1354432
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