2011年10月4日火曜日

露頭情報:No_253;小浜市阿納(あの)

出典は 1/50,000 地質図の「西津地域の地質」。この中の「丹波テーレン・Ⅲ.3.3. 世久見コンプレックス」に、20頁 第17図;世久見コンプレックスと超丹波テレーンの産状(ルートマップ),22頁 第19図:緑色岩の露頭 (a) 枕状溶岩(小浜市阿納) (b) 斜長石巨晶を含む玄武岩」の記載が在る。
市的には「小浜市阿納(あの)露頭位置は推定。福井県のDBには海岸部に緑色岩在りとされている。玄武岩:赤色珪質泥岩と玄武岩石灰岩礫岩有:海洋島玄武岩と海嶺玄武岩の中間的組成とされ、丹波帯・世久見コンプレックス(世久見層群・宮川層群・河内層群)に属しているらしい。
14頁の第10図「西津地域における丹波テレーンの地質概略図からこの付近で探すしかないか!思ったのがこの付近。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353138&l=1354651
20頁 第16図「模式地における世久見コンプレックスのルートマップ」に記載された緑色岩の分布は下記付近だが、22頁第19図の緑色岩の露頭写真(a)は小浜市阿納と書かれているので正直露頭位置は良く判らない。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=135.858083&latitude=35.572668
 現地に行かれる場合は地質図も良く参照して下さい。

2011年10月3日月曜日

露頭情報:No_252-1/3;高槻市本山寺参道

出典は 1/50,000 地質図「京都西南部の地質」。この、「第4章 丹波帯 4.3. Ⅱ型地層群 4.3.1. 本山寺コンプレックス」を参照して下さい。この22頁 第4.2図本山寺コンプレックス模式地ルートマップ,23頁 第4.5図 B:本山寺コンプレックス最上部の玄武岩溶岩露頭」が記載されている。高槻市本山寺の参道。この露頭は2009年8月8日に歩いているが、画像を紹介し忘れていましたね。何れ機会が在れば残りもご紹介しましょう。かなり変成を受けた扁平なものが多いが下の画像のもののように、周辺の冷却節理が残った岩体も観察される。
早朝の始発バスに乗る為に、高槻市駅近くのビジネスホテルに宿泊し、夕方から駅近くの繁華街を居酒屋を探して歩いたが結局宿泊したホテル1階に入っている不思議な居酒屋に入ってしまった。常連ばかりの固定客らしく席を譲り合ってカウンターで飲んだがつまみが全く出ないので参ったというのは脱線話。
更に北に行くと「ぽんぽん山」があり、この付近も付加体。午後は奈良の「どんずる峰」に回る予定でゆっくりは回れなかったがもう少し時間が欲しかった。
参考資料に「露頭紹介 西山,川久保渓谷中流に見られる緑色岩周辺」がネットで入手可能。ルートマップが在る。
また、地質学雑誌第112号第6号390-406頁(2006)に「京都西山地域の上部ペルム系高槻層,中部三畳系島本層及び三畳紀堆積複合岩体」が掲載されている。時代背景を見るには参考となると思う。この地域については論文も多数発表されているが、ネットで無償公開されているものはこの程度でしょう。露頭は分散しているので、前述の露頭紹介を参照して下さい。
大体この付近。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=345444&l=1353706
10月7日にこの地域の画像を2枚UPしました。引き続き後2-3枚をUPします。

露頭情報:No_251;十日市市清津川角間-西田尻間

出典は 1/50,000 地質図「苗場山地域の地質」。この「Ⅲ.7. 西田尻層(上・中部層)上部層は本図幅内では瀬戸峡谷から芝倉沢にのみ分布」に、21頁 第11図 西田尻層上部層中の枕状溶岩,55頁 第2表 西田尻層中の火山岩類の化学組成」が記載されている。場所的には、十日町市角間清津川流域角間西田尻間:清津川下流と書かれているが、詳細位置不明。清津川と言えば壮大な柱状節理群の「清津峡」が有名なのだが、こんな場所にもあるものですね。岩質は「安山岩:中部層は玄武岩ないし安山岩溶岩・同火山砕屑岩・玄武岩の枕状溶岩およびそれらを貫く安山岩岩脈からなる」とのこと。中新統 西田尻層に属している。場所は、角間と西田尻の間との事なので、清津峡トンネルの付近らしい。今夏、此処をスケジュールに入れていたのだが豪雨の為に中止してしまった。有名な柱状節理の下部にでもあるのだろうか?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=365937&l=1384408

2011年10月2日日曜日

露頭情報:No_250;黒石市虹の湖南岸

恐らく、これも現在は見られない露頭だろうと思うのだが、念の為にご案内する。出典は No_248, 249 同様に「黒石地域の地質」。 この中で、「Ⅳ.5. 中新世貫入岩類 Ⅳ.5.2. 浅瀬石川玄武岩」に関する記述の中に、「38頁 第27図 浅瀬石川玄武岩の intrusive pillow lava (虹の湖南縁の319.6mピーク附近)が掲載されている。ここで興味深いのは、第27図にその画像と模式図が描かれているのだが、貫入岩の先端部が枕状溶岩となっている事です。その画像と模式図を此処に引用させて頂きますが、画像の背景から考えて整地されているので恐らく現在は無いのでしょう。
前項と同じ採石場を想定しています。

露頭情報:No_249;黒石市虹の湖温泉付近の採石場

この露頭は既に無くなっている可能性が高い採石場で観察された貫入岩の先端部に形成された大型の枕状溶岩。
出典は 1/50,000 「黒石地域の地質」図。この Ⅳ.3. 板留層 Ⅳ.3.1. 板留層下部層に、15頁 第12図 黒石図幅地域の地質総括図, 27頁 第19図 梨木沢凝灰岩部層中の枕状溶岩, 第20図 枕状溶岩中の杏仁状孔隙の最大粒径分布, 第19図中央の枕状溶岩について水平方向に計測」等の資料が在る。
この中で特に興味を惹かれたのは虹の湖南縁の319.6mピーク付近に現れた横幅約4.38mの枕状溶岩の「枕状溶岩中の杏仁状孔隙の最大径分布」図。中心部の直径1mの範囲において孔隙の径が最大7cmまで急激に大きくなっている事。
もう無いのだろうなと思いながら見てみたい場所ですね。この露頭情報を見るまで実は火山地帯の地質図は殆ど飛ばしていたのだが、現在は火山が在っても基盤には古い地質が在るのは当然だと気付いて、火山地帯の地質図もチェックするようになりました。
多分個の採石場に在ったのではないかと思っています。

露頭情報:No_248;黒石市浅瀬川沿い板留-下川

出典は1/50,000 地質図「黒石地域の地質」まさかこの様な火山地帯に枕状溶岩が在るとは思わなかったけれど、基盤岩は古いのだから何が在っても不思議は無い。
この「 Ⅳ.3. 板留層 Ⅳ.3.1. 板留層下部層。15頁 第12図 黒石図幅地域の地質総括図,26頁 第17図 板留層下部の枕状溶岩,第18図 板留層下部の elingate pillow,28頁 第3表 中新世火山岩類の化学組成」等が記載されている。
黒石市板留~下川間 浅瀬石川河床にあり、安山岩熔岩が卓越 ・浅瀬石川玄武岩岩脈に貫かれる。板留層下部層に相当。場所はこの付近だろうと思っています。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=403610&l=1404104

2011年10月1日土曜日

露頭情報:No_246;神流町東御荷鉾山~投石峠・林道沿

最初に知ったのは、どんな資料か判らなくなってしまったけれど、場所は御荷鉾変成岩で有名な東西御荷鉾山。神流川沿いの万場高校付近の露頭と比較観察するには良い現場。但し、堆積面が垂直に向いているので判別し難い。
日本火山の会のOff会の記録をご覧下さい。
http://kazan-net.jp/off/0708mikabooff/0708mikabooff.html
神流町のHPにも簡単な記載があります。県の調査で東南東へ1.5kmに及ぶ範囲の山側の法面がこの場所。
http://www.town.kanna.gunma.jp/home/local/bunkazai/19.html
私のブログでは2009年10月20日から万場高校付近を、30日からこの露頭をご案内しています。火山の会のOff会の折に撮影したものです。場所はこの付近、カーブの場所なので車に注意が必要。誰もいないと思ってか結構な速度で走ってくる。他にも露頭は多くあるようなのでこの林道や登山道を歩く時はぜひどうぞ!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=360851&l=1385549