2010年5月13日木曜日

埼玉県高麗川流域平戸地区(3)

左側に破断面が、右側には冷却節理の表面構造が見える枕状溶岩が並んでいる。破断面を見ると表面に直角の冷却節理は意外と薄く奥まで入っていない。此処は駐車スペースに困るけれど、見学するには良い場所かもしれない。
今日は所要で出掛けたついでに大磯・高根の枕状溶岩の失われた露頭を訪ねた。以前この附近は歩いて以前採石された跡が老人保養施設に変わって今は露頭がなくなって居る事は確認したのだが、その時の画像がフイルムカメラの時代のもので行くえ不明なので、画像が欲しかったのとその時気になって居た場所を確めたかった事をやって置こうと思った次第。以前歩けなかった血洗川の源流附近でタマネギ状風化の中に硬い玄武岩を見付けた。グスグスの風化岩が放射状節理の様な雰囲気だった。土地の人に聞いた話だと、今は高齢者施設となった場所から採掘された岩石は新幹線の敷石になったのだと言う。

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