さて寄り道もこの辺にしておきましょう。最初からこの崖の下の方が良く見えていたら、崖の前までは行かなかったかもしれません。下の方には層状の如何にも「チャート」な部分が在りました。
産総研の1/20万の地質図ではこの場所から少しはなれた所にチャートの帯があります。「日本の変成岩」を書かれた橋本光男氏の関係する論文には、この高麗川流域には数多くの緑色岩が存在する事が書かれているので、(勿論、この場所がそうだとは書いていない)素人の悲しさで寄り道をしてしまった次第。でもいろんな岩石の露頭を良く観察しておく事は無駄な事ではないと思います。実は極く最近、石灰岩に層状のチャートに似た雰囲気のものが有る事を始めて現物に接して驚いたばかりなのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿