2010年12月19日日曜日

下田市板見漁港(22)崖側露頭

崖側の最初の画像の右に少し写っていた防波堤の上辺りからその画像の右側を撮影した画像です。不整合と言って良いのだと思いますが、問題は火山灰・凝灰岩質砂層の上に見える溶岩達です。此処には俵状の枕状溶岩が在る様に思えて上の草原に出たくて何処かに上る道が無いか探しましたが駄目でした。もう一つ、画面右側から斜めに大きなスベリ面が見えますね。その上に礫岩の様な層が重なりその上には凝灰質砂岩層が在ります。その凝灰質砂岩層が左側に行くに連れて消滅しています。これは大きなブロック状岩塊が何処からか滑り降りて来たもので、「東部支部巡検報告」にある「凝灰質砂岩層とブレッチャー」が上の岩塊とは別の時期の、少なくとも10cm以上の凝灰質砂岩が堆積した後の産物ではないか?と思った次第です。
マア、素人の言う事ですから、良く疑ってより正しそうな解釈を見付けて下さい。

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