2011年6月13日月曜日

露頭情報:No_055;仁科川上流 一色

風化が進んでいるが伊豆半島では珍しい枕状溶岩の露頭が有る。
「ウォッちず」では下記。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=344728&l=1384825
「静岡の自然をたずねて」では、1.仁科川流域 伊豆半島の土台、湯ヶ島層群を見よう!ポイント②がこの場所。但し、此処に書かれているほど見易いものではありません。12-7頁の地層を観察して下さい。
静岡大学小山真人教授による「伊豆の大地の物語」では16-17頁の3.海底の溶岩流に詳しい。17頁には「但し、岩石そのものの年代が約2千万年前と古く、その後の変質や風化作用によって「枕」の形態がぼんやりしているため、枕状溶岩であると納得してもらうためには目の慣れが必要である。」と書かれているとおりである。
小生のブログでは2010年11月3日から12日まで、「静岡県伊豆半島西岸仁科」として露頭画像をご案内しているのでご覧下さい。
静岡県には焼津の虚空蔵などに素晴しい露頭があるのでお勧めする。この露頭や下田などの露頭を良く観察すると枕状溶岩を見る眼を養うには良いと思う。

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