2012年1月9日月曜日

露頭情報:No.426;高浜町小泊・風島


枕状溶岩ではなくて水中火砕岩とされているので参考用露頭情報です。
出典は「福井県の優れた自然DB」。関係部分を抜粋引用すると、「水中火砕岩の上位には火砕岩と一連のものと考えられる薄い凝灰質砂岩が重なり,さらにその上位の泥岩からは,浅海下部から半深海(水深100 ~400m )に生息していたと思われる貝化石を産出する.これらのことから本火砕岩がほぼ浅海下部に噴出し,西黒沢海進と呼ばれる中新世の海水準の上昇に伴い,深度が急に増したものと考えられる.本露頭は水中火山活動の産物である水中火砕岩を観察するには好適地である.」
秋田では水中火砕岩は新潟県では石油の貯留層であり、ボーリングデータから枕状溶岩とハイアロクラスタイトの詳細な分布状況を考察した論文も存在する。
例えば、このブログの露頭情報 No.080を参照下さい。
http://akashi1945.blogspot.com/2011/06/no080.html
露頭の位置は下記
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353206&l=1353100

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