2011年6月25日土曜日

露頭情報:No_080;秋田県由利原

残念ながら此処には枕状溶岩が広範囲に分布している事は判っているが、地下深くなので「露頭」では無い。従って観る事は出来ないが、分布領域は判明しているので一応記載した。論文としては石油技術協会誌第66巻「由利原油ガス田の玄武岩貯留岩」あるいは「矢島地域の地質」22頁 Ⅳ.5.青沢層 石脇SK-1 の地質概説 26頁 第6表 青沢層の玄武岩および同層を貫くドレライトの化学組成。由利原「油・ガス田」地下2000m附近の玄武岩質枕状溶岩とハイアロクラスタイトの分布領域をボーリングデータの詳細な分析によって明らかにしている。稲葉氏の有名な論文。中期中新世西黒沢期玄武岩。稲葉氏の論文を是非一読してみて下さい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=391620&l=1400358
その他にも下記論文が参考に
「秋田-山形油田地帯の後期中新世-鮮新世火山岩の火山活動と貯留岩の形成」地質調査所月報 1999年
「リフト活動の変遷に伴うマグマ組成の変化 東北本州、前~中期中新世の秋田山形堆積盆地における例」岩石鉱物科学第30巻
「秋田県南部台島-西黒沢期における火山活動と変成作用 論旨」1986年

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