2010年4月7日水曜日

埼玉県高麗川流域高麗摩利支天(2)

此処の枕状溶岩はなんだか他の地域の枕状溶岩とは少し異質な感じがします。偶々、平べったく流れたのでこの様に恐竜の歯みたいになってしまったのかもしれませんが、こんな感じの枕状溶岩が凄く多いのです。しかも枕状溶岩が密接に積み重なる部分も無いでは無いのですが、枕状溶岩の周りを凝灰岩と言うか?ハイアロクラスタイトと言うべきか?でしっかりと囲まれています。枕状溶岩に成る部分より、火山灰的に(?)噴出速度が速過ぎて枕状溶岩になれなかった連中が多いのかもしれません。新潟の油田地帯の地下の枕状溶岩とピローブレッチャとハイアロクラスタイトの分布を見ていると、この堆積場と噴出口との関係が興味深いです。

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