2009年9月21日月曜日

茨城県北茨城市磯原うぐいす谷温泉(3)


これは枕状溶岩の表面です。右奥には既に紹介した熔岩の先端部が小さく見えています。表面を見ると礫岩の様な雰囲気が在ります。溶岩流の移動につれて割れた破片が表面に現れている状態と考えて良さそうです。
全体の雰囲気から旅館の庭石の一部として取り込まれている状態が判ると思います。
枕状溶岩の外側の表面は溶岩流によって様々です。ここの枕状溶岩の様に表面だけを見ると礫岩と思いたくなる様なものは比較的多いように思われます。
陸上熔岩との違いは下側の地山との接触面や上側の表面にクリンカー状の発泡痕が無い事がその特徴の一つだと思われます。
この画像の手前側が駐車場、右奥が温泉旅館の建物になります。
この露頭に関しては後1枚、この枕状溶岩と旅館の間を流れている小川の様子を明日ご紹介する事にします。
2011年7月5日:画像をヤヤ大きなものに変更しました。

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