2009年10月14日水曜日

群馬県川原湯小森トンネル(3)

これは久森トンネルの下流側。トンネル入口に見える部分。
眼をこらすと幾つかこの様な形状を見て取れます。枕と枕の間に隙間がないので、少し判り難いかもしれませんが、このタイプも比較的多いので慣れる事が肝要です。日照・影にもよりある方向から見るとハッキリする事もあるので、道路に注意しながら、いろんな方向から見ていると判ってきます。
時には、念の為に写真を写しておいて、モニターで90度回転すると枕状溶岩が浮かび上がって来る事もあります。

野村哲氏の編著「群馬の自然をたずねて」の106頁にはこの様に書かれています。「昇竜の東50mに久森トンネルがあります。ここの岩は水の中で作られたまくら状熔岩とまくら状熔岩が角礫化した岩石などで出来ており,地質学的には群馬県内でも大変珍しく岩脈以上に貴重なものです」

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