2010年4月16日金曜日

埼玉県高麗川流域高麗摩利支天(9)

似たような岩体は他にも沢山あります。やはり溶岩片の部分が硬いのですね、この様に溶岩片(ピローブレッチャ)の部分が侵食から取り残されて飛び出しています。この神社裏の階段を下った場所に在る露頭は実に様々な様相を見せてくれて興味深い場所です。この露頭は羽生高校の地学の先生が見付けられたものだそうです。この川から芦ヶ久保に掛けては実に様々な枕状溶岩の露頭から石灰岩(採掘されています)やチャートの露頭もあり興味深い地域です。石灰岩の下には枕状溶岩がある事も橋本氏の「日本の変成岩」に記載されています。

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