結果的に他の露頭に行き会えたのですから、「地学とは地球を歩く事だ」の実践は無駄では無かった訳ですが、他に見るべき露頭情報が有りながら途中下車して露頭を探すのは少しだけ戸惑いが有ります。電車の中からこの露頭を狙ってカメラを構える事数度。多分この附近が写ったのだと思います。その画像は此処を歩いた後に消去したので残っていませんが、この画像を少しぼかすと枕状溶岩の形状が浮んでしまうのが素人の浅はかな部分です。崖には中々近付けなくて、遠方から望遠で覗くと崖の上部ばかり見えて淡い期待が強まります。結局、この上白子地区の路地をウロウロし小さな教会の脇から鉄橋を潜り河床に行く事が出来ました。期待が大きかったばかりに、チャートだと判った時はがっかりでしたが、吾野附近はチャート・石灰岩・枕状溶岩と彩り豊かな場所です。
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