この露頭最後の画像は枕状溶岩ではありません。枕状溶岩の外れの方で一箇所だけ「地窓」の様にその下の岩石層が見えている部分がありました。頁岩かとも思ったのですがハイアロクラスタイトかもしれない?と思いつつ、後で確めようと思ったのをうっかり忘れてそのまま帰宅してしまいました。帰宅して、しまった!と思ったのですが後の祭りです。もう一度近い内にいこうかなと思っています。
昨日は、博物館行事「石割体験の会」のお手伝いをしました。今年は枕状溶岩は在りませんでしたが、大粒のオリバインを含むピクライト玄武岩や、角閃石結晶の大きさが様々な斑レイ岩、幼い子供達向けに大理石、曹長岩や蛇紋岩、結晶片岩等県内外の岩石を80人ほどのお子さん達(中には大人も)割って頂き、実体顕微鏡で破面を観察して頂きました。子供達だけでなく大人も目を輝かせていました。子供の手のひら程の破片が一個取れると満足する子が大半でしたが、中には徹底的に割り続けないと気がすまない子も居ました。観察した岩片は角を丸めて岩石の産地と簡単な説明のメモを付けてビニール袋に納めておみやげに持ち帰って頂きました。未来の地質学者が生まれるかもしれません。疲れましたが笑顔が心地よい一日でした。
明日から別の露頭です。
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