2011年5月16日月曜日

露頭情報:No_043;徳之島井ノ川

この露頭についての資料は、地学のガイド 鹿児島県 下 12-2. 徳之島の項で、129頁:図12-6;徳之島の地質図、132頁:図12-8;尾母層に挟まる枕状溶岩(露頭写真)がある。場所はこの附近らしい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=274649&l=1290056
地学のガイドの130-132頁にはこの様に書かれています。「港から県道に沿って北上し井之川地区へ向かう途中に,緑色をした岩石が露出しています。井之川の集落入口にある中学校横(A)には高さ10mくらいの垂直な崖がありますが,ここでは緑色をした50cm~1m程度の細長い岩石が,ちょうど枕を積み重ねたような状態で堆積しています(図12-8)。これは尾母(おも)層とよばれる粘板岩や凝灰岩の層の間に挟まった枕状溶岩で,海岸側から山のほうへと連なって分布しています。これと同じような枕状溶岩は,亀津の街のすぐ南側にある徳之島病院下の海岸(B)でも観察できます。ここでは,やや風化し黄色味を帯びた径50cmくらいの溶岩が,いくつも重なっています。井之川のものと比較してみましょう。」

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