枕状溶岩の露頭がどの程度広がっているのかを見る為に下流に向かうと熔岩の色が異なる部分を見付けました。
断層が在り、その山側はかなり新しい雰囲気のシート状熔岩になっています。
右側の写真がその断層部分。スケールを入れ忘れましたが両者の隙間は8cm程度でしたか?右側は古い変成岩で紫色の部分が熔岩。薄い青色に見える部分は凝灰岩、恐らくシャールスタイン:輝緑凝灰岩と呼ばれていた部分です。右手が川の側になります。
左側の写真は断層の山側のシート状熔岩です。熔岩の下部は鋭いエッジを持つ角礫を含む火砕流の雰囲気です。シート状熔岩はかなり硬質です。このシート状熔岩は良く似た岩相の熔岩が右岸側下流にも有り、或いは繋がっていたかもしれないという雰囲気でした。残念ながら時間の制約で右岸側に戻って観察を続ける事が出来ませんでしたので、次回に挑戦したいと考えています。
磐戸橋附近の露頭紹介はひとまずこれで一区切りです。
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