2009年9月13日日曜日

群馬県南牧村磐戸橋附近右岸

下仁田から南牧川沿いに佐久に抜ける狭い街道は地質的に興味深い場所が集積している。ここ磐戸橋から下流の両岸には古い変質した枕状溶岩と時代不詳のシート状熔岩が分布している。変質し紫色を呈した枕状溶岩は万場層に属する、以前は「シャールスタイン:輝緑凝灰岩」と言われて居た岩質のもの。大きさと形状に変化が大きいので幾つかを纏めてご紹介する。尚、流域にはチャートの「蝉の渓谷」や鍾乳洞も存在する。
写真は右岸で比較的大きな断面に見えるもの。熔岩の流れ方向が不明なので本当に大きいのか?刺身の様に斜めに切られただけなのか?判らない。
データ No.268 露頭位置:
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=361004&l=1384339

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