枕状溶岩の小道が切れた辺りから海岸露頭の上に出る事が出来ます。その崖の中に在る岩体です。ハンマー横のひょっこり顔を出しているものの表面に注目して下さい。(クリックで拡大して下さい)小さな「しわ」の様な筋が見えます。他の熔岩の表面はゴツゴツしていて同じ様なものが有るのか?見分ける事が出来ません。これは極最近までこの上に熔岩が有ったので表面が風化から免れていたのでしょう。枕状溶岩の表面には流れ方向にほぼ直角なこの様なしわ状の構造や、流れの方向に平行なしわが見られる事があります。
しわの状態はこの様に細かなものから、段ボールの様な大きな凹凸が繋がったものまで様々な大きさと形状があります。この構造の成因についてはいろんな説が有りますが、論文を読む前に考えてみるのも面白いと思います。
「論文=ある研究者の意見表明=全て正しいとは限らない」のです。
枕状溶岩に関する論文はwebでpdfファイルのものが500以上無償で閲覧出来ます。誰がどんな論文を書かれているかを探し出すのは大変ですが、疑問を検索keyとして探してみて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿