2009年11月13日金曜日

群馬県渋川市小野上岩井堂(3)

前の画像では枕状溶岩が孤立した状態で存在していましたが、この部分では大きな枕状溶岩が沢山積み重なって居ます。でも、表面のガサガサした雰囲気は変わりませんね。これまでにご紹介した枕状溶岩の中では外側がこんなにガサガサした「礫岩」の様な雰囲気の処は珍しいのですが、こんな雰囲気の枕状溶岩は私の歩いた範囲では神奈川県の山北と言う場所にもあります。
この画像もスケールが無くて大きさを実感し難いと思いますが、背後の緑の部分は谷地柳だと思いますがススキらしい枯葉色の部分も含めて、上流側でこの露頭になんとか辿り着こうと「やぶこぎ」をやった時は視界を塞いでいましたから柳やススキの高さは優に2mは有ったと思います。実に大きな岩体でした。

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