東御荷鉾山の枕状溶岩が全て識別し難いものばかりではありません。例えばこの画像の様に、しっかりとした枕の形状をして、放射状節理の構造を示すものもしっかり存在します。スケールが入らなくて申し訳ないがこの画像の中心部に有るもので、高さが80cm程度だと記憶している。丁度影が掛かっている部分が流れの方向の断面の様子。この上の部分はすこしグズグズの雰囲気があるから水冷破砕のハイアロクラスタイトだと思われる。中央の枕状溶岩の下には少し小さいのが頭を出し、その下に二つ、枕の形状を示すものがあるのがお判りだろうか?左側には枕状溶岩の表面が見えています。出来る事なら、この露頭の前に一日でも陣取って写真とスケッチで観察記録を作りたいところだが、自宅からの往復の時間に取られてしまって、とても露頭での時間を掛けた観察も出来ないのが実情だ。でも、此処には歩くには少し遠いかも知れないが、決して歩けない距離ではない場所に公共の宿舎が有るので、時期を選べば宿泊して観察をする事が出来るかもしれない。
万場とこの東御荷鉾山とはそんなに離れていない。同じ神流川の流域でも岩相が異なるのだから、水平距離7km、標高差620m程度の距離なら岩相が異なっても当然か?
6日前から腰痛に悩まされて殆ど寝たきりの生活をしている。少し良くなったが気付いたらブログのUPDATEが1日抜けてしまった。残念。
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