2009年11月7日土曜日

群馬県片品村戸倉片品川河床(3)

これはやや大きなやはり転石。
濡れた靴で踏んでから気付いたが、この方向なら枕状溶岩の形状が良くお判り頂けると思う。中央の上側のものは小生の靴跡から見て横幅が50cm程度だろうか。枕の外側部分に急冷縁のガラス質が変質したと思われる白い部分がある。
参考文献のルートマップには枕状溶岩のスケッチが沿えられているが、それによると枕の中央部分に横長に気泡が集まって居ると思われる書き込みが見られる。この岩体では其処までは観察出来ないので、もっと変成度が低い露頭がある可能性が考えられる。いかんせん、この流域の状況では河床を遡上する事も、下る事も危険過ぎて出来ない。

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