2009年9月27日日曜日

京都市右京区京北芹生寺子屋橋(3)

表面が苔に覆われて観察するには不適ですが、露頭の写真にスケールを入れる事が出来なかったので、敢えてこの小さな写真を入れてみました。
地質図幅の説明には「気泡が多い」と記載されています。
ここは、普通の露頭ならハンマーで新鮮な断面を出したい処ですが、貴重な露頭なので遠慮しました。
新鮮な露頭でも、気泡を観察するのは結構大変な作業だと思います。
昨日は、茨城県の笠間で稲田石の石切場を見る事が出来ましたが、ここで、最近切り出したと思われる石の壁に断層面が出ているのに気付きました。方解石が析出していたり、スリッケンサイドが見られたり、一部が真砂化していたり、壁に近付いてハンマーで叩きながら接していて始めて貴重な体験をしました。岩石の表面は実に豊かな情報源だな!と感じた一日でした。脱線しましたが、偶に、枕状溶岩以外の写真も入れるか?などと考えています。

0 件のコメント: