前の写真と同一の転石。O氏がスケールを立てて下さった。転石の上はA4サイズの、このOFF会の参考資料。「日本火山の会」の「御荷鉾・三波川変成岩を観察する北関東ミニ巡検」と壮大なテーマ表示の日帰りOFF会(website を離れた観察会)。今回の幹事は小生。その記録はhttp://www.kazan-net.jp/off/0708mikabooff/0708mikabooff.html
この転石が枕状溶岩だと見当を付けたのは、事前にwebsiteで拝見していた日本地質学会2002跡倉巡検の報告に負う部分が多い。
最上段、昼食Stop「万場産枕状溶岩の研磨面」自然史博物館駐車場脇に展示」とある。実はこの博物館のHPにもっと大きな断面写真が掲載されて居るのだが「群馬県産」とあるが「万場産」の説明が無い。もうひとつ参考にさせて頂いたのは神流町の文化財HP。「みかぶ帯の枕状溶岩」
二つの断面標本で産状についてのある程度の予測が付いていた次第。
神流町HPに記載されている「羽生第一高校教師」は埼玉県内でも枕状溶岩の露頭紹介資料を作られている「遠井敦先生」ではないかと想像している。お会いしてみたい方です。
少し脱線したが、ここの枕状溶岩は冷却節理面では割れない可能性が高い。節理が変成の過程で強度的な区分を失っているらしい事がこれらの断面研磨写真で判断出来る。
さて、少し明るくなったので早朝散歩に出掛けるとしますか!
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